2024年05月16日(木) |
【引用】千代の富士の発言より |
(引用 ここから) ---------
今思い出したエピソードがあります。
入門した年の一九九一年五月、 千代の富士関が引退しました。
その直後だったはずです。
大記録を打ち立てた小さな横綱の功績を たたえる番組がNHKで放送されていました。
練馬の自宅でそれを見ていた師匠が、
ゲストやら、相撲関係者が盛んに 「努力、努力」と発言していたのを、
「何が努力だ。違うんだよ。 千代の富士は横綱になれないのが 不快なだけだったんだよ」
と斬って捨てました。
「奴にしてみれば、勝てないほうが、 一〇〇〇勝しない人生を歩むほうが 不快なんだ。
稽古して苦しむほうが 快適だったんだ」。
(ここまで引用)
|