家族進化論
Sawmen

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2024年04月11日(木) review

僕は今年度も学年主任をさせていただくことになったのですが、今年度も学年
目標に「挨拶の励行」を入れております。昨年度はこの指導が比較的うまくいき、
食堂や寮の方々からは「先生の学年の生徒はいつも元気にあいさつしてくれるか
ら気持ちがいい!」と言ってもらえました。ちょっと生意気になる中2でもうま
く指導できれば良いのですが...今年が正念場のような気がします。

 僕はこれまでもずっとあいさつにはこだわってきました。これには大きくは二
つ意味があり、一つは「コミュニケーション力の向上」を狙ってのことです。

 大学共通テストになったいきさつも生徒が英語をコミュニケーションの道具と
して使えるようになるためだと思うのですが、日本語でもコミュニケーションで
きない人間が英語を覚えたところで英語を使ってコミュニケーションしようと思
うでしょうか?ですから英語でのコミュニケーションの前にまずはコミュニケー
ションの起点であるあいさつを大切にしなければなりません。そうでなければ心
のこもったつながりを作ることはできないと思いますし、たとえ英語で会話して
も薄っぺらいコミュニケーションしかできないと思います。

それでも、手放すのは、

 「惜しげもなく手放すことによって、
  次のステージに行ける、

  というよりも、手放すことによってしか
  次のステージに行けないことが、

  これまでの経験上、
  間違いないと骨の髄まで理解されている」

 からです。


 だから、

 「惜しげもなく手放す」

 わけですよ。


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