2019年01月09日(水) |
知っている≠できている |
平成進化論より引用
■最近、cisさんという人の書いた
『一人の力で日経平均を動かせる 男の投資哲学』
という本を読みました。
もちろん、
相場師になろうと思って 手にとったわけではなく、
どんな世界であれ、 実績を上げている人からは
「通底する考え方や方程式」
のようなものを導き出せるのではないか、 そんな好奇心からです。
■風呂の中で読んだので、 風呂でメモを取っていたのですが、
やはり、それが相場の世界であれ
「極めしものは本物」
であることが伝わってきました。
文章自体はとても平易なのです。
でも、記されていることは なかなかに含蓄のある内容、
そんな風に思われました。
■以下、メモの打ち起こし。
▼俯瞰力、メタ認知の重要性
▼PDCAはカメレオンのごとくに 超高速で
▼突出している人にはワケがある
▼没頭し、真剣に取り組んできたことは 無駄にならない
▼数学を意識する(確率思考、期待値オタク)
▼仮説構築力
▼何ごとであれ「早く動く(その場で動く)」 人にのみチャンスは訪れる
▼努力とリターンのスパイラル 努力が報われる実感を味わうと、 ますます楽しくなる
▼無限に努力していれば、 たいていの人に勝てるようになる
以上。
■こうしたことを記録に取る(日記を書く) ことによって
「意志決定基準が、 より一層、強化される」
し、こうした言葉に触れることによって、
「即断即決即実行」
の意識も強くなるものです。
■なかでも、
▼PDCAはカメレオンのごとくに 超高速で
▼数学を意識する (確率思考、期待値オタク)
▼何ごとであれ「早く動く(その場で動く)」 人にのみチャンスは訪れる
あたりが、深く私(鮒谷)の心に 刻まれたところ。
■もちろん、
こうしたことをこれまで知らなかったか、 書いたことがなかったか、
というと、 そうではありませんし、
しつこくしつこく、 記してきたことも多々あります。
(原理原則は一緒ですから 当然ですが)
■しかし、これまたいつも書いているように
「知っているのと、 できている(やっている)のは、
まるで別物」
なのです。
だからこそ、
同じことを何回も、 「時々刻々の記」に記していいんですか?
と時折、質問を頂くことがあるのですが、
「いいんです!」
というよりも、
「むしろ何度も何度も、繰り返し、 反復、反芻するからこそ定着するのでは」
とお答えしています。
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