大藪氏のメルマガより引用
現代社会はなかなか個で勝負ができる仕事がなくなりました。僕たち教員もそ うです。学年団や学校全体のチームワークで生徒指導を行いますし、また授業で さえティームティーチングやICTを使って教材や指導方法の共有が行われたり、 個の力ではなくチームとしてのつながりが大切になってきています。
チームには必ず牽引役が必要です。牽引役に必要なものは「経験」です。僕は 現実に役に立つ知識を知恵と呼んでいます。経験とは知識と知恵へと進化させる ことです。上でも述べられているように知識があってもそれを実際に使える知力 がなければその知識は役に立ちません。どんなに優秀な大学を出ていても経験を 積まず知恵のない人はリーダーになれませんし、言い方を変えれば多くの経験を し確固たる知恵があれば学歴に関係なくリーダーになれるのです。
僕は同僚のように有名な大学を卒業していませんし、そんなにたくさんの知識 もありません。ですが巡り合わせもあって学校では学年主任やICT主任をさせて もらい、校外では執筆や講演活動をさせてもらうことができました。どれもえら く苦労しましたがおかげで少ない知識を知恵に昇華させることができ、現在苦労 している若手の先生にエールを送ることができるようになりました。
まだ経験のない先生方、前に向かって必死に進んでください。愚痴の一つもこ ぼしたくなるような時もありますが、上にもあるように「一つの物事に一生懸命 に打ち込む中で、人間力を高める」ことができれば、その経験で先生方は一回り 大きく強くなります。そうすると次のもっと大きい経験にも耐えれるようになり、 次の世代を引っ張れるようになりますよ。
頑張れ!頑張れ!無理なことなんかあるかいな!
今週も最後まで読んでいただき感謝!!
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