家族進化論
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2017年09月07日(木) 他者から尊敬される人

ウィリアムズ自身はプロにはなれなかったが、ネヴァダ州立大学リノ校のスター選手で、在籍中は毎シーズン、リバウンド王を獲得した。彼は、フロリダ州の貧民街で育っている。

「水道や電気を止められたことはありませんし、食べる物が無いというレベルではなかったですが、貧しい家庭でした。小学生時代のチームメイトで逮捕された経験がないのは私を含めて2名だけです。当時の仲間はギャングになっていきました。飢えから逃れるには、犯罪に手を染めるしかなかった。我が家も両親は離婚しています。私が12歳の時でした」

バスケットコートを居場所にすることの大きなメリット。

 ウィリアムズは、自宅、学校、バスケットコートの3箇所だけを生活の場としていたからこそ、トラブルに巻き込まれずに済んだ、と当時を振り返る。

「私はバスケットボールから教養を与えてもらいました。力のある子は推薦で大学教育まで受けられますし、そうでない子にも手を差し伸べてくれる学校がある。酒、タバコ、ドラッグと無縁の、クリーンな人生を歩むことができるんです。

 だからこそ、私はコートを教育の場だと思っています。『他者から尊敬される人間になりなさい』と伝えています。競技の魅力を感じる以上に、ベターな人間になってほしいといつも考え、子供たちと接します。

 子供たちの能力を引き出すのも殺すのも、コーチの存在が大です。指導者には責任がある。それを忘れたことはありません。子供たちと全力で付き合うためには、いつもエネルギーを満タンにしておかねばならない。だから私は、酒もタバコも一切やりません。いい指導者になるには、子供たちから尊敬されなければならない。子供は純粋で正直です。こちらが本気で無ければ、絆は作れません。うまく運んでいた関係が壊れるのもアッという間です。だから、常に全力で向き合わねばならないのです」

 ウィリアムズのアカデミーはスポンサーの後押しもあり、毎年、10名を無償でチームに迎え入れる枠がある。その際、ウィリアムズはテクニックを選考基準にせず、子供の目を見て合否を決める。

まずは読んで通じる日本語や英語になっていることが
採点対象です。いくら単語や構文がわかっていても
変な日本語や英語になっていた場合は採点対象外とします。

部分点を与えるのは「スペリングミス」です。
スペリングについては大学入試でもほとんど減点されない
と聞いていますし、スペリングよりも「運用力」のほうが大事です。


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