2017年08月29日(火) |
自らトレーニングせよ |
(佐藤氏のメルマガより)
「よし、ここからは少し th の発音に注意してみようか」 「次は p, b, t, d をもっと強めに出すことを意識してみようか」 といった単語の発音にかかわる指示や、
「音がつながるところを意識して、もっとスムーズに読めるよう がんばってみよう」 「速さにはついてこれているから、次は強弱もしっかり真似していこう。 意味的に大事なところがどこかを考えるといいね」 といったプロソディーにかかわる指示などです。
こうすることで、ただひたすら回数を繰り返すよりは、生徒たちの 集中力がぐっと上がり、かつ音読そのものの質も高まりました。
これは私自身が音読トレーニングをするときの意識を 反映させたものです。私も、ともすると漫然と読んでしまうので、 「次の音読のポイント」を自分で作って取り組むように心がけています。 夏休みが明け、また授業で音読に取り組ませていくことに なりますが、生徒が「ただなんとなく読んでいる」という状態に 陥らないよう、よく様子を見ながら適切な声がけをしていきたいなと 思っているところです。 そして「学校だけじゃなく家でもこういう感じで音読を重ねるん だぞ〜」と繰り返し話していくつもりです。
(以上引用)
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