家族進化論
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2017年04月13日(木) 足を洗う

人の悪口ばかり言い募っている人に
 成長したり、高い評価を得たり、

 人が集まってくる、
 影響力が増大する、

 といったイメージが持てますか、と言う話。



■人の悪口や文句を言ったりする
 暇があるのなら、

 本の一冊でも読んだり、音源の一本でも
 聴けばいいのではないでしょうか。

 10分勉強したらその分だけ、
 1時間勉強したらその分だけ、実力もつきます。


 今の状況が腹立たしい、
 悔しい、情けないと思うのなら、

 文句を言いたくなる奴を追いつき、
 追い越し、見返してやればいいのです。



■私(鮒谷)も、他責思考によって、

 自分以外の誰かに文句をいいたくなることが
 頻繁にあった時代もありましたが、


 他人に文句や悪口を言いたくなる
 感情が出てくるたびに、


 【そうした感情から出てくる行動
  (他者への攻撃)は、

  成長意欲と闘争心を放棄したことによって、
  喪失された自尊感情を手当てしようとする、

  「自慰行為」に過ぎない】


 と規定し、そんな恥ずかしいことはするまいと
 決めました(=意思決定の基準を確立しました)。



■その上で、

 毎日、日記を書き、
 自らを躾け続けることによって、


 気がついたら、
 なにか不都合なことが起きたときにも、

 常に外部の誰かにではなく、自分の側に、
 改善や改革の芽を見つけられるようになり、

 そこから努力が促され、
 成長ももたらされたという、

 間違いのない実感があるのです。



■自らに対し、こうした躾を施さなければ、

 おそらくは永遠に人の悪口を言い続ける
 (=自慰行為に耽り続ける)

 より他なくなります。


 でも根本的な解決にはならないから、
 ますますサルのごとくに

 「死ぬまでマスターベーションし続けるより
  他になくなる」

 という恐ろしいことになるのでは
 ないでしょうか。



■このモードに突入し、

 発する悪口や文句の純度が高まり、
 濃縮、凝縮されてくると、

 そうした負のオーラを発する存在自体から

 「腐臭」ならぬ「負臭」が
 漂い始めることとなるでしょう。


 その「負臭」は、
 ますます向上心のある人を遠ざけ、

 同様の傾向のある人同士のみを
 結びつけるようになり、

 「負のオーラを放つ集団」

 まで形成されるようになります。



■その集団に所属する人の運命や如何に、

 と、あるとき、
 私(鮒谷)は我に返ったからこそ、

 (一時、あやうく同調しかけたことも
  ありましたが)

 すんでのところで、足抜けできました。



■そうした集団からの、
 足抜けのきっかけとなったのは

 「日々の日記(時々刻々の記)」

 であったわけですが、

 日記を記述する習慣がなければ、
 今ごろ、どうなっていたことか、

 と心底、恐ろしく思います。


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