人の悪口ばかり言い募っている人に 成長したり、高い評価を得たり、
人が集まってくる、 影響力が増大する、
といったイメージが持てますか、と言う話。
■人の悪口や文句を言ったりする 暇があるのなら、
本の一冊でも読んだり、音源の一本でも 聴けばいいのではないでしょうか。
10分勉強したらその分だけ、 1時間勉強したらその分だけ、実力もつきます。
今の状況が腹立たしい、 悔しい、情けないと思うのなら、
文句を言いたくなる奴を追いつき、 追い越し、見返してやればいいのです。
■私(鮒谷)も、他責思考によって、
自分以外の誰かに文句をいいたくなることが 頻繁にあった時代もありましたが、
他人に文句や悪口を言いたくなる 感情が出てくるたびに、
【そうした感情から出てくる行動 (他者への攻撃)は、
成長意欲と闘争心を放棄したことによって、 喪失された自尊感情を手当てしようとする、
「自慰行為」に過ぎない】
と規定し、そんな恥ずかしいことはするまいと 決めました(=意思決定の基準を確立しました)。
■その上で、
毎日、日記を書き、 自らを躾け続けることによって、
気がついたら、 なにか不都合なことが起きたときにも、
常に外部の誰かにではなく、自分の側に、 改善や改革の芽を見つけられるようになり、
そこから努力が促され、 成長ももたらされたという、
間違いのない実感があるのです。
■自らに対し、こうした躾を施さなければ、
おそらくは永遠に人の悪口を言い続ける (=自慰行為に耽り続ける)
より他なくなります。
でも根本的な解決にはならないから、 ますますサルのごとくに
「死ぬまでマスターベーションし続けるより 他になくなる」
という恐ろしいことになるのでは ないでしょうか。
■このモードに突入し、
発する悪口や文句の純度が高まり、 濃縮、凝縮されてくると、
そうした負のオーラを発する存在自体から
「腐臭」ならぬ「負臭」が 漂い始めることとなるでしょう。
その「負臭」は、 ますます向上心のある人を遠ざけ、
同様の傾向のある人同士のみを 結びつけるようになり、
「負のオーラを放つ集団」
まで形成されるようになります。
■その集団に所属する人の運命や如何に、
と、あるとき、 私(鮒谷)は我に返ったからこそ、
(一時、あやうく同調しかけたことも ありましたが)
すんでのところで、足抜けできました。
■そうした集団からの、 足抜けのきっかけとなったのは
「日々の日記(時々刻々の記)」
であったわけですが、
日記を記述する習慣がなければ、 今ごろ、どうなっていたことか、
と心底、恐ろしく思います。
|