■バッティングを上達したいと思うなら、
「素振り」
をすることが、絶対に必要です。
しかしながら、
闇雲に、 ただバットを振っておりさえすればいい、
というものではありません。
・グリップは力んでいないか
・リラックスして構えられているか
・身体の軸が安定しているか
・スイングは下半身から始まっているか
・バットの重心を身体で感じられているか
・正しいフォームでスイングできているか
・ピッチャーをイメージしているか
、、、など、など、など、
素振りを行うときには、
同時にこれらの言語を回しながら 行なうから、やがて、
「型」
が生まれてくるのです。
■型ができる前は、
「あちらを立てれば、こちらが立たず」
ではありませんが、
同時にこれらの言語(方法論)を 脳内に保持することができないため、
あれをやったら、これを忘れる、 これをやったら、あれを忘れる、
の繰り返しで、
必要なことを一発で身体化できるといったことは ありえません。
■だからこそ、
「混乱・混沌」
が生まれるわけですが、
それでもなお、ひたすらに繰り返し、 微調整に次ぐ、微調整を行っていくうちに、
「意識レベルでバッティングのフォームを 固めよう」
としていたのが、やがて、
「無意識レベルでも実践できている」
という「型」のレベルにまで昇華されるのです。
■つまり、
言葉は意識、型は無意識であるので、 フォームを身につけるには
「言葉から型、意識から無意識」
というプロセスを経なければならないことが お分かりになるかと思います。
■もちろん、
無意識レベル、 すなわち、型(フォーム)の力で、
「バッターボックスに立ち、 相手の球が飛んできた瞬間に、
自動的に理想のバッティングフォームが 発動する」
ということができれば、 それが一番望ましい姿でしょう。
■しかし、上述の通り、
私たちはまず初めは、
「言葉を通してのみしか、 型を身に付けることができない」
のです。
これはおそらく、 どのような世界でも同じだと思います。
・華道
・茶道
・香道
・柔道
・空手道
・合気道
・銃剣道
・居合道
・弓道
・剣道
など、など、など、
すべてそうでしょう。
■だからこそ、
どんな世界においても、 その道を前に進もうとするのであれば、
絶対的に、
「正しい言葉 (=ある世界における、結果を残すための言葉)」
を手に入れる必要があるのです。
剣の道なら、五輪書、 能の道なら、風姿花伝、
といったように。
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