LOVE diary
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デート当日。
その日は朝から曇っていて、気温も低かった。 まるで冬に逆戻りしたみたい。
Takeshi からの着信。 昨日のイライラを反省した私は、いつもと同じように挨拶をした。
「さあ!昨日のイヤな Misaki は返上しよっ♪」
鏡の中の自分にそう言い聞かせて、待ち合わせの場所へ向かった。
「寒いねぇ〜(>_<)」 『でも桜は咲いてるよ(^^)』
そんな会話で2人のデートはスタートした。
前日のこと(寝過ごしたこと)を彼は素直に謝ってくれた。 だから私も もう気にしてないって、態度で示そうと思った。
しかし、口をついて出た言葉には自分でも驚いた。
「私ね、イライラしているの!」
・・・・・・。
なにを言ってるの?普通そういうことを言う?? せっかくのデートをぶち壊そうとしているの?
一瞬、私は固まった。 自分自身に呆れてしまったからだ。
『そうなんだ?じゃあ今日の俺は、 言葉を選んで言わないといけないんだネ。』
彼は優しくそう言って、ニッコリ笑った。
ううぅ・・・・・。(;_;) 私って、どうしてこうなんだろう。
イライラしているのは、私の個人的な問題であって 彼には全然関係ないのに、子供のように当たり散らしている。
自分がイヤになる。
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