LOVE diary
DiaryINDEXpastwill


2001年03月31日(土) 涙って不思議

お部屋から出るときに、私は必ず彼にしがみつく。

ぎゅっ!と抱きしめてほしいから・・・。
髪を撫でてほしいから・・・。

「大好きよ。」
『大好きだよ。』

もう何度口にしただろう。
でも、何度でも言いたくて仕方がない。

「その言葉、信じてるよ?」

『ああ。信じて良いよ。』

「私にとって、"信じる"って言葉は
 "大好き"よりも"愛してる"よりも、重いよ?
 きっと、Takeshi が思ってるよりも重くて
 大事な言葉なんだよ?」

『うん。判ってるよ。(^^)』

「・・・ごめんね。めんどくさい女に引っかかっちゃったね。」

『なに言ってるのォ(苦笑)』

涙が溢れてきた。嬉しいのと、悲しいのとごちゃ混ぜの。

『ほら、ほら。泣かないの。せっかく綺麗にお化粧したのに。(笑)』

「いつもは泣くのを我慢してるの。
 だって、ひとりで泣いちゃダメって言ったでしょう?
 涙を拭いてあげられないから、一緒の時に泣きなさいって、
 そう言ってくれたモン!だから、いつもは我慢してるモン!」

『ウン、ウン。そうだよ。』

「そしたらネ。涙って出てこなくなっちゃうんだよ。不思議だね。」

泣き続ける私を、Takeshi は優しく抱きしめてくれた。


あなたの腕の中では、いっぱい泣いてもいいのよね。


Misaki |MAIL

My追加