LOVE diary
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お部屋から出るときに、私は必ず彼にしがみつく。
ぎゅっ!と抱きしめてほしいから・・・。 髪を撫でてほしいから・・・。
「大好きよ。」 『大好きだよ。』
もう何度口にしただろう。 でも、何度でも言いたくて仕方がない。
「その言葉、信じてるよ?」
『ああ。信じて良いよ。』
「私にとって、"信じる"って言葉は "大好き"よりも"愛してる"よりも、重いよ? きっと、Takeshi が思ってるよりも重くて 大事な言葉なんだよ?」
『うん。判ってるよ。(^^)』
「・・・ごめんね。めんどくさい女に引っかかっちゃったね。」
『なに言ってるのォ(苦笑)』
涙が溢れてきた。嬉しいのと、悲しいのとごちゃ混ぜの。
『ほら、ほら。泣かないの。せっかく綺麗にお化粧したのに。(笑)』
「いつもは泣くのを我慢してるの。 だって、ひとりで泣いちゃダメって言ったでしょう? 涙を拭いてあげられないから、一緒の時に泣きなさいって、 そう言ってくれたモン!だから、いつもは我慢してるモン!」
『ウン、ウン。そうだよ。』
「そしたらネ。涙って出てこなくなっちゃうんだよ。不思議だね。」
泣き続ける私を、Takeshi は優しく抱きしめてくれた。
あなたの腕の中では、いっぱい泣いてもいいのよね。
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