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2005年12月18日(日) 冬の星空はめちゃキレイ


 ハナタレで鼻の皮が剥けてなんてことを前回書きましたが、今回そんな中途半端じゃなくズル剥けになりました。
 コントにしたって出来すぎ、見事なコケっぷり。顔面から地面にダイブ、シャチホコもびっくりの勢い余ってエビゾリポーズ。

 陽もどっぷりと暮れた暗闇、用意が終わって次の用事を片付けるためにバスの時間に間に合わせねばと慌てて走り出した倉庫の搬入口、その先の暗闇に停めてあったフォークリフト(アレはなんていう部分なんだろう、アーム?パレットを持ち上げるあの部分。そのままフォーク?)の、その部分に足をひっかけて気分はスーパーマン(の、低飛行)

 転びました。すってんころりんころころりん。

 あまりの突然のことに驚いたほうが先で、痛さなんてなんのこと?状態。
 作業途中、休憩に入ってたオジサンたちが「ぐお!だいじょうぶかー」とゾロゾロ集まって来るのが分かったのだけど、エヘラエヘラと笑うだけで起き上がれず「こりゃどこに力を入れたら起きれるのかしら?」な感じでモゾモゾと動くだけだったような。

 と言うのもあまりの予想外な出来事にバスに乗り込んで、明るいところで傷を見るまでは痛さよりもエヘエヘと笑ってるだけの記憶しかなく。
 そういえば、オジサンに顔を拭いてもらった記憶もありました。

 「いあいあ、大丈夫ですよ。お騒がせしてすみませんでした」
 「そんな顔が黒いままじゃ帰れないだろう」
 ゴシゴシ、イデデ。

 お疲れ様の挨拶をして、何も無かったようにバス停まで歩いたはいいが、どうもヒザが痛い。でもGパン破れてなくてラッキー。
 しかし乗り込んだ車内の明るさで指先がアダダになってるのを発見。見た途端に痛いよコレは!ジンジンきてるよ、爪があばば。
 家に帰って、絆創膏貼っておしまい程度でも痛がりです、はい。

 そして今日ベッドから起き上がるのに、なんだかツライ。
 ヒザの擦り剥けが青タンになってるのは分かるが、この青タンは何だ?が、アチコチに。歯を磨いて顔を洗って鏡を見たら、オジサンの擦りすぎでアゴにも青タンだよ。いあ、それは違うんだろうけど。腰骨(普段は肉に埋もれてドコだか分かりませんが)の辺りもシッカリと青タン。もうね、歩くたびにアチコチ痛いですよ。
 そして手のひらにも青タンって出来るもんなんだと不思議な気持ちになりつつ、キーをがしがし打ってたりするので、元気です。

 そーいやぁ子どもの頃はよく転んだなあ。
 チビの頃赤チン塗ったところって、なんか鈍色に光ってたような記憶があるのだけど、最近の赤チンはあんなふうには光らないのかしらん。
 血水でだらしないヒザを見て、手元に赤チンが無いのがちょっと淋しかったりします。今なら迷わず、地図に出てくる工場マークを描くのになあ。
 えへえへ。




 添付ファイルありのメールが送られてきた。
 最近は添付付きは少なくなったけど、やっぱりスパムか?
 メアドに覚えは無い。
 相手が受信している=使われているメアドであるってなチェックのためだけの空メールとも違う。

 本文があった。この一文だけ。

 『あんたさ、正月だからって和服は止めなね』

 メアドに【 Luxurious 】ってな文字が読み取れる。
 贅沢者で、わたしを『あんたさ』と呼ぶヤツは一人しか思い浮かばない。そうなると添付ファイルが見たい。いあ、もしかしたら全くの勘違いでこれはやっぱりウィルスかもしれない。確かめる術やら技術やらを持ち合わせているわけもなく、興味は増すばかり。

 そうか!電話して確かめてみればいいのか!
 そんな時に限って、もしかしたらヤツかもしれないと予想を立てたヤツは電話口に出ない。出ないどころか、留守電用のメッセージまで新しくなっているのを聞かされてしまった。くわばらくわばら。
 添付ファイルの拡張子を見る限りはjpgと画像っぽい。
 予想を立てたヤツだと該当者が分かるまではファイルは見るのを我慢しようと、久ぶりに巡回なぞしようとしても気になってしまって、文章を読めど上の空。

 もー我慢できない!見てやる!開いてやる!ウィルスカモーン♪



 ぬっ、これは『狸御殿』のポスターの一部ではないか?
 なぜにチャン・ツィイーのほうを送ってこない。

 心配要らないよ。和服は持ってないから。
 それにねわたしが和服を着ると、どこぞの姐さんまがいになるのは間違いないらしいし、可愛く見せようとしてもここまでは無理だ。
 こうなりゃコッチも何か探して返信してやろうと思ったのだが、このところネット徘徊もしてないから何の手持ちもない。
 ちくちょー、サイボーグ系の女画像を探して送りつけてやる!



 余談だけど、打ち上げに呼ばれたら本人と再会なんだよなあ。なるべく大人しく年末は過ごすようにしよう。




 風呂のシャワー(給湯)の温度調節が壊れた。湯はりボタンも追い炊きボタンも作動しない。入浴は諦めろってことか。やだやだ、どこぞで行き倒れになった時に汚い人のままはやだやだ。
 雨漏りをやっと直してもらったと思ったら、今度は風呂か…。
 直してもらおうにも、これまた大家がなかなかつかまらない。また面倒でも不動産屋に連絡をお願いせねばだわ。
 それはいいとして、今夜の風呂はどうするよ。ってなわけで、「こんな感じでよかろう」と思うギリギリのヌルイ水温でシャワーを浴びたのでした。寒いの寒くないのってどっちなんだか分からない表現ですが、部屋に戻ってヒーターの前でやっと落ち着くぐらいの寒さでしたさ。
 ふぇーっくしょん!ずるずる。




 歳を重ねるにつれ、同じことを繰り返すことばかりで、さして変わり映えのしない日々をやり過ごすことが多くなっていくように感じる。
 それはなにもわたしが放り投げた性格だからという理由だけじゃないはずだとも思うのだけど、他の人はもっと日々輝いてたりしているのだろうか。

 去年の今頃って何をしていたのだろう?
 ガッツリ厚着してからベランダに出て綺麗に澄んだ星空を仰ぎながら、煙草何本か分の時間の中でもメールをしていたのは覚えている。
 去年と違うこと、今年は傍にキミが居る。
 いくばくかの規制の中であったとしても、触れられる距離に必ず居てくれている。安らいだ気持ちになれる。そういう感情は忘れないでおこう。




 充電は忘れないように。じゃないとシオシオになるから。携帯の充電は単純でいいよね、完了!ってのが一目で分かる。
 キミにも充電完了の表示が付いていたら、途端に壊すだろう。
 充電完了だなんて絶対に言わせたくない。
 いつだって欲しがりやがれぃ!で…7点。
 それはまるで自分の裏返しだと思って…6点。




香月七虹 |HomePage