+女 MEIKI 息+
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2003年09月08日(月) |
この裏舟に帆をあげて |
所は高砂の 所は高砂の 尾上の松も年ふりて 老いの波も寄り来るや 木の下蔭の落ち葉かくなるまで 命ながらえて なほ何時までか生の松 それも久しき名所かな それも久しき名所かな
四海波静にて 国も治まる時つ風 枝を鳴らさぬ御代なれや あいに相生の 松こそめでたかりけれ げにや仰ぎても 事もおろかやかかる代に 住める民とて豊かなる 君の恵みぞありがたき 君の恵みぞありがたき
高砂の 尾上の鐘の音すなり 暁かけて 霜は置けども松が枝の、葉色は同じ深緑 立ち寄る蔭の朝夕に 掻けども落ち葉の尽きせぬは、 真なり松の葉の散り失せずして色はなほ 真折の葛ながき世の 喩えなりける常磐木の 中にも名は高砂の 末代の例にも 相生の松ぞめでたき
高砂や この浦舟に帆をあげて この浦舟に帆をあげて 月もろともに出汐の 波の淡路の島影や 遠く鳴尾の沖過ぎて はや住江に 着きにけり はや住江に 着きにけり
千秋楽は民を撫で 万歳楽は命を延ぶ 相生の松風 さっさつの声ぞ楽しむ さっさつの声ぞ楽しむ(付け祝言)
高砂の謡(うたい)ってこんなに長い謡だったのね。 小謡四しか、聞いた事がなかったわ。 あ、おめでとうございました。
躓く石も縁の端くれ。 どこぞに良き縁 落ちてないかしらん。
ぶつかり合うくらいのキスに切ない想いを抱いてしまうような遊びばっかりを選んでいるようじゃ、ダメダメってこと。 相手の昼の顔なんて見たくも無いと思うから、真っ直ぐで従順な眼差しを送ることが出来るし、それもそんな付き合いだからこそ。 だから、どれも長くは望まない。 それ以上に関わりあうのが面倒な振りして、実は怖かったり。 焦れる指先にときめいているほうを選んでばかりいるから、泡沫に酔ってられるのも今のうち。 きっと、それももう十分に遅すぎている。
相手が刹那さで挑んでくるのが分かると、つい切なさを与えたくなってしまう。 冷たい罠を仕掛けるのは、確信が欲しいからと言い訳で誤魔化してみたり。 そんなことも今のうち。 今のうちが、ここまで続けばそれはもう性分なんだろう。 面倒くさがりの性分。
夜も明けきらない朝方に、手を伸ばして探すのは嫌いな癖にね。
今の自分には満足していないし、 「盛り上がれば、楽しんじゃないの?」と思うので、 賛同します。
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