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昨日のお天気は雨 地元について 駅の階段を降りる 下を見ると雨に散った桜の花びらが 地面にたくさん張り付いてる その花びらには気が付かない たくさんの足が それを踏みにじっていく きれいな薄紅が 無残な色に変わっていく
階段をすべておりきって 私は右手にある神社に目をやる 新芽が茂り緑いろになりかけた桜の木
いつの間にこんなになっていたのだろう
毎日見ているはずなのに気がつかなかった 時間は流れてる
毎年 桜の咲く時期がすきだったのにな いつの間にか忘れていた
そういえば今年はあの並木を見に行ってない 駅から車で十分くらいのところにある 工業地帯 そこに見事な桜並木がある この時期だけ工場が一般にも開放される けれど この不況で会社が撤退することになったと巷のうわさで聞いた あの並木はどうなるのかわからないと 今年で見納めになるかもしれないと だから 絶対見にいかなくちゃと思ってたのに
車に乗り込み エンジンをかける 工業地帯に向かおうと 左にウインカーをだす
けれど 結局 私はいかなかった
なぜかはわからないかったけど
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