3月11日に発生した東日本大震災により、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。


発生当時、私は通常通り都内の職場におりました。東京23区は震度５強。わりと古めのビルの８階じゃ何割増か分からんのですが、体感で私が生まれてから最大の揺れで、職場の物も恐ろしいほどに移動したり落下したりしてこんな私でもさすがに死を間近に感じました。落ち着いて行動していたつもりでも膝から下ががたがたしたもんです。

そしてテレビで見た津波のリアルタイム映像は一生忘れないだろうと思う。

その日は類にもれず帰宅難民でしたが、職場に同僚もいる中での大気だったので寂しさはなかったんですが朝まで余震で揺れる中の８階は本当にしんどかった。
翌朝もJRが完全に止まっている中で、幸いにも都営線で家路の途中まで行けたのでフルで歩くことはなかったんですが、４駅歩いただけでもこんなにグッタリだったのに８時間以上とか歩いて帰宅された皆さんはどんだけ大変だったかと。

発生からずっとUSTでNHKを見ながらツイッターで現場を把握しようと必死になっていて、帰宅してからも同じ調子で張り付いていたらものすごい頭痛と吐き気に襲われるという体験をしました。ただの疲れかと思ったら情報の取り入れ過ぎだったようで…とりあえず身内や知り合いの無事が分かってからは震災のニュースを見るのを控えることに。タイムライン上に同じような人が多発していたので、テレビの映像の力って想像以上に凄まじいんだなと思い知りました。
実際に被災された方々とは比べようのない現状だけど、恐怖を煽る報道にじわりじわりと関東の人たちが荒んでゆくのが怖かった。あと「自粛」と「不謹慎」ていう言葉も怖い。

でも、こんななかで私らが荒んでる場合じゃないし（「大変」の度合いは個人差があって比較論じゃないとは思うんですが）とりあえず今自分に出来ることは元気にしていることではないかなと。元気があればなんでもできると思う。だから元気でいたい。


日本はすげえよ。ぜったい立ち直れる。
だからがんばってほしい、私もがんばるから。


またみんなが今まで通りの生活が出来るように、心の底から願っています。

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