小郷さんのほがらか日記
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日記ではお久しぶりでございます、しっかりと生きております。 割と元気、な、つもりですが脳やら体やらのすっごい奥の方が冒されているっぽくフトした拍子にぎょぼぎょぼと泡立つので非常に難儀だと思っております。あーそうかー贔屓の退団でファンはこうなるのねーともう1人の私が客観視。 趣味は自制と自嘲と独り反省会、小郷です!\(^o^)/
そんな感じなので会社ではキューッと脳みそ締め上げてますがおうちに帰ると液状化してしまうのでなかなか日記を書けずについったーばかりいじってしまうのです。こっちの方がより負のオーラを撒き散らしておりますので(笑)物好きな方はたまに覗いてやってください。なれあいとかどうでも良い話ばっかりしています。
さきの三連休は家で鬱屈としているのもなんだかイヤンな感じなので、ホントは冬コミの準備もしなくちゃいけないんですけどとりあえず気力回復に色々やっていました。初日はブワァッサリィと髪を切ってほぼ別人化したり(いつも馴れ馴れしく挨拶してくれてたご近所さんがよそよそしくなった、社員やクライアントには笑われて当社経理の若い子は無言でナデナデしにくる)二日目は浅草行ったり勤労感謝の日は休出したり(…)。
浅草は最近仲良うしてもらってるエダマメさんと行ってきたのですが、一応雷門から入り金竜天竜像(別名:大宮さんと秩父さん像)を視姦してどうでもいいものにギャーギャー言いながら仲見世通りを抜けて浅草寺で小銭を遠投して各々「きゃびいちゃんが人気者になりますように!」「おやびんの最後の公演にダルマがありますように!」と楽しいお願いをして甘酒を飲んだもののあまりの寒さにほぼ喫茶店で過ごすと言うダメっ子ぶり。 その後東銀座でグラムさんをピックアップして初めてのおかきバーで時間をつぶし(面白いなアレ)日比谷で強敵(とも)と合流、新橋まで移動してファミレスで長居をするとゆう有意義な一日でした。ワァ。見た感じ謎でサブカル度が高く変な四人組、でもみんなガチのヅカヲタですヤッタネ! 何の話してたかと言うと大体はまたショーちゃんとかルミさんとかミネちゃんの話だったりしますけど(アンタらいつもその話ばっかり!)(だって専務の女装癖が…!)今回は娘役担の集いだったのでそんなような話を延々延々∞としていました。
【むすめやくふぁんとしてー!】 今回は娘ファンとしての立ち位置の話をたくさんしたのでそれのメモであります。長くてウザイのでスルーでもいいです。
あの、娘役って対ご本尊様に対するファンの絶対数が少ないだけに自分の立ち位置を定めるのが相当悩ましくないですか。私も長年その見極めにすっごい悩んだしどうすればいいか分からなかったクチです。男役ファンのメソッドはすごくたくさんあるんですけど娘役ファンってのは意外とお手本がない。 わたくしのご主人さまは特にフレンドリーかつフリーダムなので軽やかにファンと同じフィールドまで降りてきてしまうので、そこでグッとこらえてこっちが更に一線引くように気をつけないといけないという(笑)そういう意味では珍しいタイプかもしれないです。でも線を引くにしてもこっちは大好きっコなファンなのでなかなか難しい、相手はヒトの心の冷蔵庫を勝手に開けてハートを喰らう恐ろしいイケメン女役ですから。…そんな風に後発の私でもこんなに悩ましいのに昔からのファンはもっと大変だったと思いますホントに。延々と禅問答しながらもスカピン前後で自分なりにやっと解が出たので今は暑苦しくも雑なスタンスに落ち着きました、数に入ってなくて期待されてない感じがイイ(笑)。
それで相手によってもそれぞれ応援の仕方ってのがあるかと思うんですが、考えた結果 「本公棄てても全ツ行け!」 「少ないときこそ入り出しろ!」 「いいからとにかく手紙書け!」 が基本的な行動規範なんじゃないかなっとゆうところに至りました。 全ツはミラクルポジション発生イベントだから多めに押さえとけ! という全ツマスター担の経験談(笑)。行けるなら旅行がてら色んなところで観るといい、ショースターなら尚更! 大概びっくりするから! 入り出に関しては住んでるところとか日々の生活リズムによってしんどい場合もあるので私は最低限でしたが(平日の出待ちで体調崩すんだこれが)ファンの存在が目に見えると言うのは結構大事らしいんだぜ、と聞いたことがあります。
そんでわたくしが特に重要視しとるのが手紙。手紙って想像以上に力を持っている気がしてます。客席からしか分からない・気付かない事ってたくさんあるはずで、台詞とか役名関係なく如何にして舞台上で「生きている」か、あと当人に全く実感はなくとも今自分がやってることがどんぐらい影響を及ぼしていてどんぐらいすごい事なのかをいち観客として感じたことを自分の言葉で伝えてあげるのもホント大事だと思ってます。 いつぞやに「まだ誰も何も言ってくれないのよ〜…」とテンションが底辺でびっくらこいた事がありましたが(バカ目線でもみんなで一生懸命盛り上げたらひどいハイテンションになった)じぶんの創作に関してもリアクションがないとモチベーションが下がるのと一緒で、特に見られてナンボの職業の人たちは常に感想に飢えてるんでしょうなぁ。
で…この機会なのでわたくしの恥ずかしい小咄をひとつ。 以前に役名がなかったり色々アレだった事がありまして。でも実際役名なんかなくてもその舞台姿に過去最大級に感動してしまったので私はその観劇後に前述の影響力の話を口頭で一生懸命訴えたんですが、それがなかなか上手く伝えられずご本尊は曇ったまま。それに対してキィィィ何で伝わらないんだバカバカ! と頭に血が上った瞬間ドッと号泣してしまいまして…ね。やだちょっと泣かないでよ! と言う本人にも伝播してしまい二人でビービーしてしまったという…またこれがオゴさん20代最後の誕生日@おともだち広場というナントモめでたい日でな…! 「わかった、わかったよ!」とじっくり読むからその気持ちを手紙にしてちょうだいと真顔で言われたので帰ってから血を吐く思いで質も量も重すぎるラブレター(えらい枚数だった記憶)を送りつけました。で、後日晴れやかな顔で「あの手紙三回は読んだ!三回は読んだ!(同じ事二回言った!)」と強く言ってもらえてやっと胸がスッとしたという故事があります、あれは嬉しかったなぁ。「来る者拒まずよぅ! かかってこいやー!」て言っちゃうようなご主人様なので私の不自由な言葉とか絵でもそれなりに感じ取ってくれるのがホントありがたいです。
…ってまぁそんなしょっぱい思い出は置いておいても(笑)、とりあえず手紙って形として手元に残る(何度も読み返せる)のもイイのではないかと思うんだな…。まぁウザいのが嫌いな生徒さんには逆効果かも知れないんですけれど(色んな人がいますからね)そんな風に今までファン活動をしていて手紙に関してやっぱ大事なんだなと痛感することが少なからずあったので、それ以降は手紙ってちょう重要アイテムなんだぜと自分の頭にたたき込みつつ色んな人に手紙を書け手紙を書けと言ってます。
ちょっと変わって中日王家の頃の話。 何公演かまたぎながら手紙を出しつつお礼状の反応をみて勇気を振り絞りみんなでロシアの妖精をつかまえて初めてちゃんと話をした事がありました。その時に「なんで(私のことをそんなに)観てるんですか?」と言われて大変衝撃的でした。な、何言ってんですかすんごい一生懸命観てますよ!とみんなで口々に訴えてやっと「ふぅん…」的な反応があったんですが(笑)、こんなふうに誰かに観られているという実感のないまま舞台に立っている生徒さんも少なくないんだなぁと我々一同感慨深かった思い出があります。音乃いづみさんの退団インタビューを観た時もそんなことを思った記憶が。観られてない人なんかいないのに。 それで、ホント大変おこがましい話なんですが、そんな風に世のヅカウォッチャーがアナタのことをこんなに注目してるのよと伝えた次の公演から目に見えて果然美人度が増したというのを体感し、気付くというのは重要なことなのだなと思い知ったという話です。ホントに変わったの! ホントに変わったのよ! なので「観てるよ」を伝えることってちょっとくらいは基本的なモチベーションの上昇に繋がるんじゃないかなぁと思ってます。
むすめやくとゆうイキモノは研3が一番大事な時期だと思うのですが(その頃おやびんはチャー様をお姫様だっこしてたが)(…)そこ過ぎて新公を終えると取り巻く環境がガラッと変わるじゃないですか。男役もそうなんだけどかわいい娘役は特に若いうちにはミーハーなファンがいっぱい寄ってくるんだけど学年が上がると徐々に目に見えるファンが減ってきてうすら寂しくなっちゃうし、新公卒業したあたりの娘役さんはタイミング的に役付きも中途半端になりがちなので特にファンの方達はあたたかく応援してあげて欲しいと願っています。
たとえ地方ファンでもfrom地方だからこそのウザさという名の熱意も伝わるはず、とゆう函館出身の小郷さんのウザい百担メソッドでした。なんかホントウザいですね。 でもなんだかんだいってこの世はギブアンドテイクなのです。熱いハートをもらって返してその繰り返し。ワシみたいなお下品でバカヤロウな底辺のファンでも大事にしてくれるおやびんさんに仕えることができて幸せばい。心底イイ漢ですよあの人は。 …最後の最後で嫌われないようにしないとな(笑)。
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