きまぐれがき
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ふと見上げた桜の木。葉がすっかり無くなってしまっている枝が あるではないかとよく見ると、上のほうの枝には葉がまったく無く 丸坊主となっていた。 さらに目を凝らして見ると毛虫がびっしり。夢中で葉を食べていた。
この毛虫の様子を小豆に見せたい。写メールで送りたい。 アングルをあれこれ考えながら撮っていると、何かが落ちてきて 鎖骨の下あたりに当たったので咄嗟に振り払った。
夜になると、鎖骨の下斜めに長さ6cmほどのミミズ腫れ。 真っ赤になって熱をもっている。周辺の皮膚にも飛び散るように 赤い斑点が多数。
この長さ、これはまさしく食事中の毛虫の大きさだ。 落ちてきたのはドジな毛虫だったらしい。 やっと今日になってミミズ腫れはかさぶたに変わってきたが、赤 みと腫れは消えていない。 これが鎖骨の下ではなくほほだったらと考えるとゾォーだ。 任侠沙汰の切り傷に見えてしまうだろう。 ドスの利いた顔になんかなりたくない。
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