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2006年02月01日(水) |
天皇家の男系という伝統について考える。 |
簡単に言うと、ご先祖を辿ると、初代神武天皇に辿り着くという事。なぜ、女系だとだめ(良い悪いの問題ではなく)なのか、図を作ってみた。
独身で終わった女帝は、傍系から猶子(ゆうし、養子 一般の養子とは異なる)を迎え入れたりした。女帝はあくまでも、次の男系が決まるまでの「中継ぎ(ピンチヒッター)」であった。
男は「種」、女は「畑」と考えると、直感的に理解しやすい。よその畑(朝鮮人・ロシア人を、嫁に迎えても)に、種を植えるとき、同じ種であれば、同じものが出来る。ところが、畑が帝になって、よその種を迎えるとどういうことになるか。植える種(迎える婿)によって、時には、粟(あわ)・時には麦・時には米、となってしまい、到底、*万世一系にはなりえない。この万世一系というのが、日本の皇室の伝統なのである。世界でも例のない、神からの子孫とされている。 信じようと信じまいとそうされてきた。西暦が、キリストさんが生まれた後先を境にしてなっている事と同じで、信じようと信じまいとそうなっているのである。大切にしたい。 ちなみに 男女平等論も関係のない事である。
*万世一系 日本は神の子孫たる天皇家によって、他国のように革命や王朝の断絶を経験することなく統治されてきたとする史観
参考文献 「皇室断絶」 中川八洋 著 ビジネス社 「女性天皇容認論を排す」 八木秀次 著 清流出版 「皇室伝統」 谷沢 永一 著 PHP研究所
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