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某日、イノダコーヒ店で、布鞄の老舗、一致駄和半端店(仮名)と懐石料理店、¥(仮名)の主人が仲良く珈琲を飲んでいる所にちょうど出会った。 こちらは、昼から、北山の蕎麦屋で茨城・福井・北海道産の蕎麦を、酒とやって上機嫌でイノダに来たところであった。¥(仮名)の主人とはここでよく会う。ここの近くに店があり、毎日のように来ている。
一致駄和半端(仮名)の主人も懇意にしてもらっている。たん譚の描いた、昔の一致駄和半端店(仮名)内の繪が今でもかかっている。その主人が、「¥(仮名)の主と娘さんが、パパスのコマーシャルモデルになってる、見たって!」という。 パパスは、この前から、(故)山本夏彦さん、一致駄和(仮名)さん家族、そして、今回¥(仮名)の主人と娘さん、なんか因縁ありげな展開である。こちらも、この日、たまたまパパスのシャツを着ていた。シャツを指さして、「ああ、そのシャツの銘柄や!」
帰りに、教えられた家庭画報という本を見た。 言っていたコマーシャルページを見て、ここで、重大な思い違いをし続けていたことが、その時わかった。 いつだったか¥(仮名)の店先で、立ち話をした時に、隣にいた、娘さんとばかりずっと思っていた人は娘さんではなかったようなのだ。 パパスのコマーシャルに、仲良く一緒に¥(仮名)さんと写っている娘さんは見たことのない人だった。してみると今まで、娘さんだとばかり思っていた人は誰だったのだろう??
それと、もう一つびっくりしたことがある。この家庭画報という雑誌、めちゃくちゃ重い!2kg位あるのではないか?ほとんど、全ページがカラー写真で構成されていて、これを手にとってしばらくページを眺めていると、男でも、腕がかなり疲れる。こんな本、誰が読むのだろうか? かって、¥(仮名)の店先で見た、こちらが勝手に娘さんだと思っていた人は、かなりな美人であった。この店を継ぐにふさわしいなぁと内心、勝手に思ったものだった。 家庭画報に一緒に睦まやかに写っていた方の、本当の娘さんはどうだったかというと…、愛嬌があり、…器量もそれなりの娘さんでした。…それにしてもあれはだれだったのだろう…。
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