目次|過去|未来
このところ、知人が立続けに亡くなって、誰かが何かに書いていた「もうそういう年になった」事を実感として感じている。 昨年、一昨年は友人の親達の訃報がけっこうあり、年賀辞退の知らせが来たりしていた。所が、今年つい何ヶ月かの間に立続けに4人の知人が逝ってしまった。うち二人は親子で、亡くなった父親の後を追うように亡くなった。人は死ぬ時は実にあっさり死ぬ。ここ十年で、友人知人を亡くした数を数えてみると、自殺が3人、事故が2人、病気その他で実に7人。計12人がこの世からいなくなっている。これは世間的にみてどのくらいの数字なんだろうか。数を改めて意識すると戦慄した。 それでも生者は生きていかなければならない。今日は一日無常感が体を包んでいた。 庭の金木犀が強烈ににおっていた。
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