本日のグチ。
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2002年04月08日(月) 終わりは始まり…。

長い一日だった。

でも終わりが見えない。

予定の時間を大幅に過ぎての手術終了。

ICUで面会した時の第一声はお決まりの『痛い』だった。

主治医から見せられたのは腐った腸。

結局、S状結腸は切除された。

お腹の中は直腸の2つの穴からもれた便でいっぱい。

水で洗浄したものの、

直腸の穴はもう手のつけられない状態で、塞げなかったそうだ。

ほとんどもう腐りかけているので、治るかどうかはわからないと。

まあ、初めっから人工肛門をこれから使っていくつもりでやったわけだけど…。

………直腸障害の手帳………間違いなくとれるだろう…。

お腹のまん中に縦型のでっかい傷。

左右上下脇腹四ケ所からそれぞれ膿を抜く為の管が2本ずつ。

看護婦まかせでお腹の傷や褥槍の傷の手当てを一度やってもらったら、

ICUに叫び声がこだました。

結局私達の手助けで、2回目以降は手当てを施す事に。

異例の集中治療室24時間付き添い。

手の置く高さ、足の膝のまげ具合、肩の位置、腰の置く場所、首の高さ、酸素吸入のマスクの置き換え、体位変換、定時の眼圧用目薬、ろれつの回らない口から発せられる3分としてもたない注文。

タダでさえ物凄くグロいものを見せられて、その上、何度くり返して答えてもなかなか理解してくれないイライラ感はつのるばかり。

終わりが見えない。

でも。

ただ一つの救いは。

本人、事の重大さを理解していない!!!!(笑

医者は血圧が70代だから、ICUに入れましょうといっておるのに。

私達が行ったら、点滴の所為だけど、血圧は130まであがるわ、早く病棟に帰るんだとか、家に帰るんだとか、まだ飯は食えないよとか。

……………気が早すぎる………。


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