物を覚えるのが苦手なので、記憶術の本なぞというものを買ってしまいました。 それによれば、作者は小さい頃に2段ベッドから落ち、記憶障害になってしまったとのこと。 それを克服するのに、記憶術を編み出したと書いてありました。
本を読めば、記憶するということは一種の技術であり、記憶力を高めるには訓練が必要とあり、だからこそ訓練を積めば、誰でも記憶力がアップするというようなことが書いてあります。
それに伴い、記憶力を高めるために、想像力を働かせる練習をしたり、記憶したものごとを引き出す訓練をする方法が書いてありました。
しかし怖いですね。 2段ベッドから転落し、記憶障害になることがあるというのですから。 小さい子を持つ親として、よく注意しなくてはいけないと思い、旦那にその事を話したんですよ。
そうしたら。
「そういや僕、小さい頃階段から落ちるのが好きで、その後から記憶力がよくなったって親が言ってたよ」
とこともなげに言うのです。
突然「世界の国の名前と首都と場所を覚える!」と言い出し、数日で覚えてみせた旦那に、うちの子が似るといいなぁと思っていたのですが、 DNA情報として子供に受け継げるようなものではなさそうなので、落胆を隠し切れないのでありました。
ちび様、一緒に記憶術の本で勉強しようね。
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