仕事で詰まっていた問題は、なんとか解決しました。 ああ、良かった。 でも、随分大変な問題になっていたので、 上司に更に頭が上がらなくなりました。
うわーん。
さて、1週間後に試験を控えてしまった今何をしているかといえば、 通勤時間に良い席に座れれば日記や文書を書いたり、 本を読んでいる毎日です。
あはは、やる気ないね!わたし! あー、でも結構頑張ったので、1ヶ月冷却期間おいてまた頑張ろうかな・・・。 今度は春に向けて!
とほほ。
モバイルを持ち歩くようになった利点は、 文章が書けるようになったというのが1つと、 もうひとつは「青空文庫」にある本が読み放題な点でしょう!
青空文庫は、著作権が切れた作品を、参加者が一生懸命パソコンで打ち込んだ物をネット上で公開しているものです。
「RubyReader」というソフトウェアを使えば、 ルビの表示、縦書き・横書きを選択して読むことも出来ます。 WindowsCE用なんですけどね。 他のザウルス、Palm、携帯な方はこちらで。
……まぁ、著作権が切れるのは、一般的に作者の死語50年ということで、 ばりばりの文語体のものも多く、読みにくかったりもするのですが、 (わたしは国文科だったような気がする) それでも「1度は読んでおきたいなぁ」と、なんとなく思ってしまうような、 芥川龍之介や、夏目漱石等々の、大文豪の作品をただで読めてしまうのは素晴らしいのです。
ちなみに、まだ掲載されておらず、誰もテキストに入力中ではない作品で、 自分が大好きなお話があるのであれば、入力してそのテキストを公開することも出来ます。 (もちろん著作権が切れたものに関してですけれど)
そういえば、好きな作家の文章を何度も書き写していると、 その作家が手を抜いたところまでわかるようになると書いたのは誰でしたでしょう。
ちなみにわたくしは、「泉鏡花」氏の作品を常々一度読むべきだと感じてまして、 彼の作品ばかりを集めて用意しております。
今は「二、三羽――十二、三羽」を読書中。 大変可愛らしい話です。
……でも、ついつい本を読まずに文章を打ってしまうのですね。 他にも色々詰め合わせたのに、あまり読み進められていません。
それに、電車で座れなかったり良い場所ではなかった時用に予備として持ち歩いている本に、 今は興味がいっちゃっているのも原因です。
浅倉卓哉氏「四日間の奇蹟」
その前に読んでいた「半落ち」もそうでしたが、これも映画になった作品です。
わたしはあまり感動を銘打った作品は苦手で、 読む気があまりなかったのですが、 この作品を薦める方がいたので、読んでみようと思った次第です。
夢中になるのには時間はかかりませんでした。 やはり偏見というのは、幸福な出会いを妨げるだけなのかもしれません。 ぶらぼー!
主人公がピアニストなので、色々な曲が随所に取り上げられており、 そしてこれがまた、聞いてみたいと思わせる説明と、情景があるわけです。
しょうがないので(どうしょうがないのだ) 読みながらページと、曲名、作曲者をメモしております。
P8 「新世界より」 ドヴォルザーク P52 「子供の情景」ショパン P94 「月光」 ベートーヴェン P139「子犬のワルツ」ショパン P172「ワルトシュタイン」ベートーヴェン P205「ベネディクトゥス」リスト「ハンガリー戴冠式ミサより二つの小品」
まだ途中までしか読んでいたいので、このくらい。 話に夢中になってメモし忘れたのもあるかもしれません。 この週末にTUTAYAか図書館でも行って借りてこようかなぁ……。
と思ったけど、まず「プレイヤーズ王国」で「子犬 の ワルツ」を探してみました。 (わかりにくいですが、子犬、の、ワルツの三箇所で、リンク先が違います。 また初回はプレイヤーズ王国のTOPから、 再生ソフトをインストールしてください)
同じ曲なのに、全然表情が違う・・・。 すごいなぁ・・・。
この三人の方は本当に弾いているものを録音したものですが、 他にもMIDIで作っている人も何人もいらっしゃいますね。
うううん、やっぱ凄腕のピアニストの奏でる子犬のワルツも聴いてみたい。 楽しみです。
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