2005年08月05日(金) |
電車に愛されている?&おかえりなさい |
今日がもう金曜日なんて、これっぽっちも思ってませんでした。 水曜日くらいだと思ってた! 一週間がとてもとても早いです・・・。
昨日は掃除と洗濯の日だったので、 仕事を無理に切り上げて家に帰ったのですが、 いつも乗っている総武快速線が、トラブルの為に大変遅れており、 電車は来ないは、駅間で止まるは、 いつもより1時間以上かかってしまいました。
この前も、地震で駅間に閉じ込められたのになー。 しょんぼり。
でも、本や参考書を持っていたので、時間を無駄にせずにすみました。 思いもかけない読書の時間をいただいて、1冊読み終えることが出来ましたし。
森博嗣氏「そして二人だけになった」新潮文庫
最近真面目に通勤時間中、勉学にいそしんでいるので、 なかなか本が読み進められなかったのですが、 仕事で新しいこと始めたら、頭が一杯になってしまったので、 リフレッシュモードで読書です。
森氏のお話には、いつもサプライズが用意されていて、 びっくりさせられるのですが、今回もちっともわかりませんですよ。 過去系にしてないのは、種明かしされた今もわかってないからです。
「章タイトルが、相対性理論を引用しているから」 というマニアックな理由で、この本を先に読み終えた旦那が、 「早く読んで、不明部分について話し合おう」 というので、急いで読んで見たのですが・・・。
二人して、「わかんないねぇ」と首を傾げ合いました。
「わからないものは、わからないまま受けとめる」 ということでよろしいのではないでしょうか、という結論です。
世の中には理解出来ない(与えられている条件で判断を導けない場合と、 完全に個人の理解の範疇から超えている場合があるかと思います) ことは、ものすごく多いですから (理解していると勘違いしている場合もありますし)、 無理に自分に納得できる回答を導くよりは、 わからない、理解出来ないまま置いておく方が、よりリアルでしょう。
基より森氏の作品において、わたしは理解しようとする努力は放棄してますし、 世の中には、そういうものもあるということなのです。
なんだかちっともわかんない感想ですが、 一作でも森氏の作品を読んでいただければ、 わかっていただけるかと思います・・・。 (人はそれを放棄と呼ぶかもしれませんが)
今日ちょっと嬉しいこと。
Enpituでお気に入りに入れている方が、 しばらく休筆されていて大変心配しておりましたが、 (すごく筆まめな方だったので・・・) 今日無事に復活されていました。 かなり大変な病に伏せられていたそうです。
いつもオブラートに包んで、 面白く書いてらっしゃる方なのに、 辛いと書いてしまうのだから、 どれだけ大変だったのでしょう。
まだまだ本調子ではないそうなので、 ぜひご自愛してくださいませ。 (あんな時間に更新しちゃだめよ!)
読んでいただけるかはわかりませんが、 HPもメールの宛て先も存じ上げませんので、 こんなところで失礼致します。
|