■TRASH■

2004年12月20日(月) エンピツ

わたしが借りているこのエンピツという日記には、「MyEnpitu」というのがあって、お気に入りのエンピツの日記を登録して、それが更新されているかどうか一目でわかるようになっております。

忙しかったり、外に出ていて日記を読む時間がなくて、日記を追うことがなくなっていた日々もありました。

気づくと1ヶ月や2ヶ月経っていて、毎日追っていたあの日記やこの日記がいつから読んでいないかもわからなくて、追えないことに対していじけてしまって、少し暇が出来ても読む気にならなかったこともあったりした時期もありました。

でも、ようやく落ちついて、どこかにいる、知らない誰かの日常を、読まさせていただいています。

日記を読むのは楽しくて。
まったく違う場所で、同じように悩んで、喜んだりしているのって、不思議じゃないですか。
普通なら知ることの出来ない、別の人の人生をのぞかせてもらうことが出来るなんて、すごく不思議。

あまり読めなくなった1年近い間に、日記を書くことを辞めていった方、名前を変えてしまった方、久しぶりに再開された方、子供を産んだ方、奥さんが出産された方(複数いらっしゃいます・・・。おめでとうございます!)、引越しされた方いろいろいらっしゃいます。

一年。
長いようで短くて、そして日記を読んで振り返ると、やっぱり長い一年。
不思議です。


ただ、哀しいこともありました。
最後の日記が不安な言葉を残したまま、1年更新していない日記の方がおりました。
心臓に病気を持った方で、「急性心不全でポックリかもな」と、書いてあって。

今までも結構間を空けることがあったので、気にもしてなかったのですが、時間が出来、ホームページへのリンクがあったので辿ったら、その日記を書いた翌日、本当に心不全で亡くなられていたとの書き込みがありました。


MyEnpituに登録すると、されていることがその日記を持っている方にもわかります。
わたしが登録していることを知り、その方もわたしの日記を登録してくれました。

たぶんそんなことを覚えてないかもしれないのですが、知らない人が、知らない場所で、でもモニター向かって、「登録」ボタンを押してくれた時があって。

つながっていたことといえば、そんなわずかな瞬間だったかも知れないんですが、でもそんなことは関係なくて。


忙しさにかまけて、遊ばなくなった友達、連絡をしなくなった友達がたくさんいて、でも根拠もなくみんな元気だと思い込んでるわたしがいるのです。

どこかになくしてしまっためったに使わないモノのように、どこかにあると思っているうちは安心なのに、どこにもないとわかった時のような焦燥感というか、せつなさというか。

そこにあったのに。


日々も、人との関係も、
誰にでも来ると思っている毎日、
いつでも会えると思っている人たち。


忙しいって言っても、毎日6時間以上寝ていたわけで、その時間を削ればいくらでも自分の時間なんて出来た筈。

忙しいって言う前に、後悔する前に、もう少し頑張らないといけないなって、来年に向けて思うのでした。


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