■TRASH■

2004年03月30日(火) 浮き沈みの春

昨日はちょっとやる気なしモードでした。

土曜日はお仕事でそれなりにがっかりな感じで、ようやくの日曜日はお休みしてゲームで遊んだのですが、自分のミスで迷惑かけまくって、かなりへこんでしまいました。
(ネットゲームなので、自分のミスが自分の被害だけにとどまらないことも良くあるのです)

落ち込むのはあんまり建設的ではないし、今日はとても良いお天気だったので、気分転換も兼ねてお昼休みに本ゲット&美味しいものを食べようと画策していたのですが、

打ち合わせはお昼休みに食い込むわ、早めに打ち合わせが始まるわで、時間が30分になってしまって、これじゃいけないなーと諦めて、カップラーメンを食べてお昼をおわらし、午後の仕事をしたのでした。

しかしいくら時間が過ぎても、下降気味の精神は回復せず、しかもなんだかやたらおなかが空いたので、夜休みにお出かけすることに。

夜の休憩時間は30分しかないので、選択肢としてはファストフードしかないのですが、もともとお昼休みも「元気ないしお肉でも食べようそうだ松屋の豚キムチ定食だ」(またか)、と考えていたので無問題です。


夜に冷えたとはいえまだ暖かい風に、昼間の散歩ならさぞかし気分が良かっただろうなぞと、よせばいいのにネガティブ思考でうなだれつつ松屋へ向かい、もくもくと定食を食べ終えたら、まだ10分くらい時間がありました。

それじゃあ、ということで昼に予定していた本屋にも足を伸ばしてみるも、買おうとしていた本はなく更にがっかりな上に、「30分しかない」とか思って諦めたことが、その「30分」で全部出来てしまったことに、自分の怠惰さとかやる気なさに打ちひしがれる思いなのです。
(ネガティブモードな時の思考なんてこんなものですね)

しかししかし。
とぼとぼと本屋の出口に向かう途中で、出会った本によって一気形勢に逆転。

最近好きな色だからという理由からだけではなく、黄色を基調とした表紙は、平積みの中でも目を引いたのでした。

「リラックマ生活 〜だらだらまいにちのススメ」

癒しの言葉が並ぶ本は、わたしはとても好きではなかったのですが……。

この、リラックマというやる気のないクマのキャラクタ製品が好きだったのもあったし、本の言葉も「いっしょにのんびりしましょうよ」という感じで、なんだかこう力が抜けてくみたいなところが素敵なのですよ。

確かにしあわせは、ハチミツがのるかのらないかの差なのです。

失敗したって「気にするな」と言ってくれる人達がまだいてくれているんだし、それなのにがっかりしっぱなしだったら、楽しいことも楽しくなくなっちゃって、離れていっちゃうかもしれないし。

それに、怠惰さに気づいて落ち込んでも、気づかないよりはずっとましの筈で、現に動いて動かなければ出会わなかった本に元気にさせられるという可能性があることを知ったのだから、きっと、まだまだ大丈夫。

しばらくはまだ仕事が忙しいけど、いつだって幸せのもとにはつながっているんだし、それを素直にとれるかとれないか。
反省しないのもだめだけど、自己嫌悪にはまりきるのもだめだめです。

春本番もこれから、気分一新がんばりましょー。


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