ものすごく好きだったものが、それほどでもなくなるというのは、 やはり寂しい物です。
「これ以上手が届くところにあったら、人として駄目になる」
と思い、ゲームボーイを封印した原因である 不思議のダンジョン(その時はシレンの1だった)シリーズの最新作である、 PS2のトルネコ3が発売日だったのですが、今回は見送りました。
ああ、わたしも歳なのかしら。
もともとは学生時代、PC98でローグクローンにはまり、 ファミコンでローグ系のゲームが出ていると知って、 それ以降は早解きに参加するくらいの、はまりっぷりだったのに。
(このゲームは、ランダムに作成されるマップに置いてある、 ランダムに種類が決まるアイテムを拾いつつ、敵を倒したり振りきって、 最下層(最上階)を目指すゲームなのです。
アイテムがランダムなので、お腹が空いているのに食べ物が出なかったり、 敵が強くなっているのに、武器も防具も手に入らなかったりするのに、 死んでしまうと、アイテムもレベルも1&スタートに戻されるという、 大変にマゾ的素養を試されるゲームであります。 しかもファミコン版なら、即時セーブなのでリセットは意味なし。
大切なアイテムをいつ使うか、道具の使い方や組み合わせ等、 そのゲームに対する知識や決断力だのの、 プレイヤースキルを求められるあたりが楽しいのです。
もったいぶって、アイテムを使わずに死んでしまった時の後悔と、 ぎりぎりの状態を切りぬけられたときの快感ったらないですよ!)
かろうじてこの前のN64のシレンのタイムアタックは参加したものの、 もっと不思議なダンジョンはクリアしてないし、 モンスター集めもしてないし。
(ChunSoftは大抵、早解きキャンペーンをしているのですよ。 特定の条件までクリアした時の写真やらパスワードやらを送ると、 その順番を記入したプレートやらカードをくれるのです)
今でも好きなことは間違いない筈なんだけど…。 淡白になってしまったもんだ。 これが大人になるということかしら(違うと思う)。
でも、逆転裁判にはまっているのは内緒。 おもしろいですよ!
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