行って来ましたよ!
旦那のお姉さんのパソコンが壊れたとのことで、 レスキュー依頼を受けたのが金曜日。雨の滴る夜の秋葉原はオノデン前。
今から来てってお姉さま、もう21時過ぎてます。
ということで、土曜日に約束。 土日もお仕事なので、19時20分に待ち合わせ。 バスでごとごと210円分揺られて、お姉さん宅へ。
さてさて、今日はパソコン日記になります。 興味ない人はごめんなさい。
前書きを入れたところで、早速パソコンの状態をチェックです。 ああ、OAサポーターの血がうずく。 プログラムも楽しいけど、張り切るのはやっぱりこっちかなぁ。 職種間違えたかも。 (2年プログラマー→2年OAサポーター→1年プログラマーという職歴です)
んで、電源ON&即効メッセージ表示。
「Invalid system disk」
ああ、嫌なメッセージだ。
このメッセージが表示されている時は、ハードディスクがいっちゃっていることが ほとんどなのですよ。
パソコンが、「システムを立ち上げたいんだけど、見つからないの。どうしよう」と言っているのです。
とりあえずフロッピーディスクが入っていないことを確かめ、 BIOSのSetUpでCドライブから起動するように変更して再起動で駄目。
持ってきたWindows98で作成した起動ディスクで立ち上げて、 Dir C:でCドライブの中身をチェック。
…だめだ、Windowsフォルダしかない…。 そして、Windowsフォルダの中身も何も見えない…。
Windowsを動かすためのファイルが何もなければ、そりゃ動かないわな。
FDISKで状態を見ると、見えないだけで使用された形跡はある。 というわけでSCANDISKを実行。 あれよあれよと600以上のchkファイルが作成されて、 (しかも500までしか作成できないと一度怒られた。 空き容量があったので、パーティション作って移動した。 しかし今まで、1Gもハードディスク無駄にしてたのね…。 でも結構そういうパソコンは多いです) 30分かけてクラスタスキャンしたのに、結局Windowsは復活せず。
どうもFATが壊れていた模様。 とうとう諦めて、リカバリディスクで再フォーマット&再インストール。 出来る限りファイルを救出したかったのだけれど、 スキャンディスクしても破損ファイル以外何一つ復活しないんだから (FATが壊れていればしょうがないっちゃしょうがないけど) こればっかりは諦めるしかないです。
リカバリでパソコンはなんとか復活を遂げました。 良かった良かった。
お姉さんには、2週間から1ヶ月に一度はスキャンディスクを標準でいいのでしてくださいと言っておきました。
スキャンディスクはFATが壊れたりするのを防いでくれたりするので、 こまめにしておいた方が良いです。 嫌いな人もいるけどね。
FATというのは、うーん何といえばいいかしら。 パソコンは、データを小さな箱に小分けにして持っているんですよ。
大きいデータは、いくつかの箱に小分けにしないと入らないので、 ざくざく切って箱の中にしまいます。 その時に、どのデータがどの箱に、どういう順序でしまわれたかを記憶するのが ファイルアロケーションテーブル、すなわちFATです。
この情報が壊れてしまったのでした。
どうして壊れると困るかというと、
Aのファイルに「こんにちは」、 Bのファイルが「朝」と入っていたとします。
とか入っていて、A1とA2と連続してデータを取得できて、 「こんにちは」と読めるのに、これがA1とB1といった感じで、 異なるファイルを一つのデータとして持ってきてしまったら、 それではちゃんとしたデータではなくなってしまうからです。
FATは、まだ傷が浅いうちなら、スキャンディスクで (【プログラム】−【アクセサリ】−【システムツール】−【スキャンディスク】で実行) 回復できるのですが、Windows自体の大切なところや、とことん壊れてしまうと、 Windowsの修復セットアップでなんとかなればラッキーレベルで、 たいていはもう再セットアップしかないと思います。
そんなこんなで、格闘し終わったら23時。 大慌てでおうちに帰ってきました。
みなさまも、スキャンディスクはまめにしましょうね! とはいっても、ほとんどの人が途中で読むの辞めているんだろうなぁ…。
自己満足ですんません〜。
そうそう、昨日勝ってきますと言ったわけですが。 勝敗にあらわすと、復活はしたものの、データは救えなかったので
「痛みわけ」
といったところでしょうか。 まぁ、初めから勝てない戦だったので、上々というところでしょう。 次こそは勝つ! (次はあるのか)
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