■TRASH■

2002年02月13日(水) 紅い液体

現在我が家のデフォルト飲み物は紅茶であります。
といっても、ものぐさな夫婦なので、葉っぱから入れるやつでもディーバックすらでなく、缶に入った粉のやつであります。

コップに二杯山盛りで入れて、お湯を注ぐだけでミルクティーの出来上がり。ほんのり甘くて、とても美味しいです。
なにより楽チン。

旦那の実家に行く時の手土産の一つで持っていったのが最初の出会いで、それからはずっとこればっかりです。
葉っぱから入れるやつも大好きなんですけどね。清里で買った、洋ナシの紅茶は香りもとても良くて、控えめな甘さがチョコレートやケーキなんかとものすごく相性が良いんだけれども、ものぐさなので手軽さには負けます。

さてさて。
そんなこんなで、緑茶も家ではあまり煎れなくなってしまいました。
最初の出会いが1月始めだったと思うので、かれこれ一ヶ月。

その間手も付けなかった急須の中から、出がらしの茶殻と、良くわからない液体が溜まっているのに気づいた時は、さすがにちょっと衝撃を受けました。

昔の忍者はそこから毒を得るために、使ったお茶を冷暗所に置いておくというのを、忍たま乱太郎で読んだなぁ。
借り物だったので巻やページまではわかんないけど。そんなこと書いてあった気がする。確か。
この仄かに赤い液は、まさしくそれなのではないかと思うことしばし。

ちょっぴり、人間失格という文字が頭の中を駆け巡りました。
お義母さんごめんなさい。
旦那もついでにごめんなさい。

大慌てで茶殻を捨てて、漂白剤を入れた水にとっぷりつけて一晩。
それをゆすいで、水に入れ替えて付け置くこと更に一晩。

ああ、でもわたしは毒を生成してしまったのね…。
もう普通の人には戻れないわ…。
さようなら、明るい道よ。これからは闇の世界でひっそり生きます。

これからこの日記のジャンルは、アンダーグラウンドにしなければ。(ありません)


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