会社も休みに入り、シュレックを観てきました。
ハリーもいいけど原作は読んだので、とりあえず空いてからでいいと思う。 あの原作が映画で消化しきれるとは思えないけど、評価を見る限りではネバーエンディングストーリーのような「名前を借りた別作品」になっているようではないようなので一安心。
シュレックは、CMを見た限り、主役の3人が良い味だしていて観たくなったのでした。 映画は結構空いていて、ど真ん中で快適に観られたし、CGはきれい。 少しストーリーは急ぎ足で突っ込みたいところもあるけれど(ディズニーの映画を観ている感じ…)、なかなか良かったですよ。
映画ついでにもう一言。
なんで映画の”ハム太郎(ハムスターのアニメ)”の同時上映が”ゴジラ”なんだろうなぁ。
この組み合わせの宣伝を見る度思い出してならないことがあるのです。
今を去る事20年余り。 記念すべき劇場用ドラえもんの第一作目、”のび太の恐竜”の同時上映がゴジラだったんだよねー。
下町の、人が集まるといえどもどこか辛気臭い独特の侘しさを感じさせる、小さな駅ビルの屋上の、そこに佇むやはり小さな映画館。
生まれて初めての映画に、どきどきしながらどこか黴っぽい独特の匂いと、普段なら恐い筈の闇に包まれているのも気にならない程、スクリーンに見入る子供達。
ジャイアンがやけにいい奴になるのは映画特有とか、 使える道具を制限してハラハラ感を盛り上げるのはもうこの時から使われていたのだなぁ
というような余計なこと考えない、小学校あがるかあがるかあがらないかのわたしと、さらに幼い弟、その他似たような年齢の子供達に、ドラえもんはほんわかぱっはな夢を与えてくれたのでした。
感動に包まれている小さな観客に、続いて贈られるのは
なんとなく薄暗い画面。 不安な感じを煽る暗い音楽。 壊される町。 映画の恐怖と本物の恐怖も判別できない子供に与えられる、言い知れぬ恐怖感。 そして恐ろしい怪物。
…泣くって。 子供泣くってばさ。
わたし達は映画の途中だというのに、早々退出しました。(同案多数だった模様ですが)
ゴジラ目当てでも、ドラえもん目当てでも、双方共に不幸なカップリングだったような気がしてならないんだけどなぁ。 両方目当てだったのは全体の何%だったか知りたい。
…ハム太郎目当てのお子様なんて、ドラえもんより対象が低いような気もするし。 お子様泣かないといいんだけど…。
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