2001年12月17日(月) |
コンピュータの香水? |
この間、メルマガを読んでいたらとても心くすぐられる記事がありましたですよ、奥様っ。
はい、その記事のタイトル。
「■オタク心をくすぐる? 「コンピューターの匂いがする香水」■」
…ああ、わたしの心をくすぐって仕方ないわ…。 コンピュータの匂い…。 素敵…。
窓のない、空調が完備された部屋。 仄かに光を放つコンソール。 XWindowが明滅を繰り返す度に薄暗い部屋に、波のような白っぽいゆらめきをはためかせる。
高温多湿に弱いサーバーのために肌寒いくらいの温度に保たれた窓一つない部屋には、ただサーバから静かにファンが回る音と供に埃っぽい乾いた空気がぐるぐると巡回していく。
所狭しとラックが並び、そのどれもに同じような顔をした四角い箱が積まれ、そこから引っ張り出された色とりどりの10BaseTのケーブルが途方もない0と1とのビットを羅列を延々と吐き出し続ける。
機密保持のために掃除のおばちゃんが入れないために、風が吹き溜まる部屋の四隅には埃が先住民のような顔をして我が者顔で鎮座ましましている。
慣れない仕事で失敗したり、接客出来なくて辛くなるたびにここに逃げ込んでた。 冷えた空気。 誰も来ない薄暗い部屋。 怖い係長や、うるさく言う知らない人のこともここでは無関係だ。
隔離されたような小さなこの部屋の独特の空気を嗅ぎ、静かにうなるファンの音を聞くと少し落ち着いて元気になった。 肺に体に悪そうな空気が溜まるくらいには元気になって、頑張る気が起きた。
だからこそっ。 ただのコーヒーの香りであるとか! ニコチンの香りであるとか!! そーーーいう香りでないことを切に願うっ。
かび臭い空気っ! 何年もそこで淀んだ酸素の匂いっ!! それこそがコンピュータの香水であるべきなのだっ。
…そうなら買いますっ。 1ダースくらい買うよ?ほんとだよ??
他に賛同者はいなさそうだけどね・・・。 しかし、ほんとはどんな香りなんだろうなー。 嗅いでみたいよーーー。
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