■TRASH■

2001年03月15日(木) matsuri事件

毎度、ウルティマオンラインの時間でございます。
これのおかげで、生活ぼろぼろです。
楽しいからしょうがないけど(^-^;)

今日は馬に乗ってうろうろ。

leoさんとも顔なじみになって、少し話をしたり出来るようになったです。
初心者の町ヘイブンは、YOUNGの称号がなくなるといられなくなるって、たくさんの町がある、広大で厳しい本当の世界に行かなくちゃ行けなくなんだけど、そうなったらどこに行きますか?という話をしました。

ヘイブンを出る時に、場所を選択できるんだけど、そんなことさっぱり考えてなかったので、そう答える。
うーん、そういえばもう少しでYOUNGじゃなくなるんだよなぁ。どうしようかなぁ。

悩みながらぶらぶらと町を歩いてたときに、ふと思いたって馬を降りる。
「ご飯の時間だよー」
「ひひーーん」
喜んでくれてる、かわいいなぁと思っていたら!
どこいくんじゃー、そっちはモンスターだーー!!

わたしの可愛いお馬さんは、わたしが降りるなり町に入り込んでいたモンスターめがけて猛然と突っ込んで行く!
うわわ、しかもそのモンスター、けっこう強いやつー。
慌ててそのモンスターに向かっていく…んだけど、うわ、周り中のモンスターが馬めがけてやってくる!

どうしようと泣きながら剣を振るっていると、真っ白い鎧に、真っ白い盾に身を包んだ戦士さんが、まるでヒロイックファンダジーのヒーローのようにさっそうと現われて、モンスターを攻撃してくれ始めた。
「それ、君のペットだろう?」
戦っている最中の言葉。
「戦うから逃げてくれ」
うわーん、嬉しいよー。
でも、ただ可愛いと思って買っただけだったので、馬の扱いを知らないわたしにはどうしていいかわからない。
乗ることしか知らなくて、そして、戦闘状態にある馬に乗れるはずもなく、
「ごめんなさい、出来ません」
「じゃあ、戦おう!」
そう言ってくれる彼にただ謝りつつ、モンスターを殴るしか出来ない。

でも、倒すそばから、モンスターはやってくるのだった。
無知は、罪だと思い知らされた。何匹かの死体をつみ重ねた後、
「もうきりないですから、いいです」
馬なら、また買えばいい、これで助けてくれている人が死んでしまったら、やりきれない。半ばあきらめて、申し訳なくてそうつぶやいたとき、心配してくれたYASが画面上に現われた。

白い彼は(Kaitoさんという)、YASに向かって、
「君も戦ってくれ」
と呼びかけてくれた。
わたしが、「この人は鍛冶屋で、戦えないんです」というと、
「誰か呼んできてくれないか」
と即座に切り替えす。
自分も危ないだろうに、なんでこんなに一生懸命になってくれるんだろう。馬はキャラクターと違って、ユーザーいないんだよ?

YASがオスタード(恐竜みたいな生き物)に乗った戦士を呼んできてくれ、ようやく戦闘状態になっていたモンスターをすべて片付けることが出来た。
急いで馬に乗る。
…乗れた!
「良かったですね」
Kaitoさんはさわやかにそう言って、去っていく。
Renaさん(オスタードに乗った戦士)は、「馬から降りると、時々そうなっちゃうんですよー」と笑って言ってくれた。
お礼をいいつつ、一瞬でも、馬=データと考えた自分が情けなくなった。
自分のキャラクターだって、その人たちのキャラクターだって、0と1のビットの羅列。データにはかわらないだけで。
でも、そうとは考えず、その世界の中で精一杯楽しもうとしているんですよ。
あらゆることを、つまらないものとは考えず、一生懸命やれる生き方っていいなぁ、としみじみ思いました。せっかくやりたくて始めたことすら、楽しんでやれなかったら、人生つまらないじゃん。
つまらない人間になるとこだった。

この件を通して、なんとなく楽しみ方がわかったような気がしました。

みんなに助けてもらったのに、馬(a horseという名前だ(^-^;))じゃ味気ないな、ということで、開眼した勢いで人に名前の付け方を教わる。
丁寧に教えてもらえた。嬉しい。
さっそくそのとおり実行して、馬に名前をつける。
暴れ馬だから、こいつはmatsuri(祭り)ね。
ちゃんと名前が変更できて、喜んでお礼を言ってmatsuriちゃんとぶらぶら。

鉱石の採掘場に入ると、さっき助けてもらったRenaさんが途方にくれていた。
彼女のペットのオスタードが、そこにいた蜘蛛に襲いかかっていたのだ。
「まずい」
彼女はそう言い残すと、慌ててどこかへ消える。
メッセージでは、どうもオスタードは毒を受けているようなのだ。
これは、さっきのお礼が出来るとばかりに、蜘蛛を殴る。
がしがしがしがし殴ってなんとか倒した後、Renaさんが戻ってきました。
なんでも毒消しを買ってきたそうだ。
お礼を言われたので、先程のお礼だと返してまたぶらぶらする。
ふふ、こうやって恩を受けたり、返したりしていけばいいのね。
ちょっと気が楽になる。

でも、戦闘を多く繰り返したんで、キャラクターのステータスが上がりすぎて、とうとうYoungではなくなってしまったのでした。
モンスター、わたしを見ると襲いかかってくるの(涙)
うかつに外に出られなくなってしまいました。
しょんぼり。

戦っては逃げ、倒しては逃げのくり返しで今日は終了。
うーん、面白くなり始めてきたなぁ。


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