あ い の う た 。



2011年04月04日(月)  自由恋愛


焦がれて藻掻くほど

本気で手に入れたいわけではないけれど

心のどこかでは

差し出されることを

少し、望んでいるのかもしれない。





差し出されたところで

受け入れる覚悟なんて

到底ないし

そこまでの誠実さを

持ち合わせているわけでもない。





そして何よりも

決して私のものになることはない、と

充分過ぎるほど

解っている。





やけにドアの重いイタリア車も、

肩書きも、

その何もかも。




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