あ い の う た 。



2004年10月19日(火)  秋の夜長

綺麗なものを見つけても それを見せてあげたいと思う人がいないことや

優しい歌を聞いていても それに感情移入できないことが

少し かなしい





墜ちて

浮かんで

沈んで

溶けて

流れた

欠片は

大気に吸い込まれて

空になる









昔はよく

空を飛びたいと思った

今は

宇宙に行きたいと思う





あたしが 宇宙に行こう、と言ったら

コンビニに行こう、って言ったときみたいに

うん、って言ってくれる人





今度好きになるのはそんな人がいいな





ロケットには

春なら桜の花を

夏なら麦藁帽子を

秋ならキンモクセイの木を

冬なら雪だるまを

積んで





出発進行。笑





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