オクラホマ・スティルウォーターから

2005年07月31日(日) ぬいぐるみの名付け親は

 先週の日曜日、今年創業100年を迎える神戸の老舗のパン屋のカフェで少し遅いお昼を食べていた。しばらくして隣の席に年配のご婦人2人が座って、デザートとコーヒーで休憩を取っておられた。

 私と梨奈が食べ終わった頃には、そのご婦人方もそろそろお店を出ようかというところだったが、梨奈がその日に持ち歩いていたぬいぐるみを見て、ご婦人の一人の息子さんの話をもう一方にされていた。

 それで、そのもう一方が梨奈に、ぬいぐるみの名前は?と聞かれて、つけようと思うんですけど、なかなかつけられないんです、と言うと、梨奈の名前を聞かれて、「り」か「な」の一文字をつければいいわよ、というので、ぬいぐるみの名前は「りー」になった。


りー


 息子さんの話をチラッと聞いていたのだが、新幹線が開通した年に名古屋に転勤になった時に、どなたかが息子さんにいぬのぬいぐるみをプレゼントしたらしく、そのぬいぐるみがだめになるまでずっと持っていた、というような話を私にもしてくださった。梨奈を見ると、息子さんがぬいぐるみを持っていた光景を思い出されるらしい。

 カフェを一緒に後にして、お別れをした。名付け親になってくださってありがとうございました。いつまでもお元気で。


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