お昼からUC近くに住むトルコ人のディレクさんのお宅にお邪魔した。3歳の男の子はサープというのだが、2ヶ月前に来たばっかりなのでトルコ語しかわからない。そういえば梨奈は同年齢のトルコ人の子供が周りにいないので、トルコ語を話す子供と一緒に遊ぶのは初めてだった。
梨奈も少しずつトルコ語を覚えないとと思うのだが、少し前に梨奈は日本語と英語と、近所のヒスパニックの子供たちが話すスペイン語の3つが言語の世界で、ネジャーティが唯一トルコにかける時にしゃべるトルコ語はスペイン語と思っていたらしい。それはまずいと思い、やはり身近なところからトルコ語を覚えないと、と思ったのだった。
それで、自分もトルコ語は初心者なので、何を覚えていけばいいんだろうと考えると、やはり「〜が食べたい、飲みたい」というような要求や、それは好きだ、好きではない、いいです、いやです、というような意思を伝える言い方かなと思うのだった。 そういえば、サープも「いやだ〜」といってお母さんに抵抗していたのだが、子供の感情が入った言葉を聞くと、本で知った言葉がまるで中に飛んで生きているように聞こえた。
というわけで、しばらく冬眠していたトルコ語の勉強を復活させようかなと思うのだった。
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