オクラホマ・スティルウォーターから

2004年08月11日(水) 顔と名前が一致しない・・・

 来週の金曜日の晩に、ネジャーティの研究室の教授のお宅で*BBQ(バーベキュー)をするらしいので行くことになった。

 *日本で思い浮かべるBBQは串刺しの、シシケバブみたいなものだが、アメリカでのBBQはハンバーガーやホットドッグのパンが用意されて、中の肉を焼いて、はさんで食べたり、骨付きの鶏肉や豚肉を焼いたりする。その上に鉄板を置いて、焼きそばを作ったり、お好み焼きもいいかも、と思ってしまう関西人の私。

 今度行くお宅の教授は、ネジャーティの指導教授の二人のうちの一人で、名前を聞いてもいつもどちらかわからない。この前お邪魔したお宅の教授も、名前がどっちだったかなとわからなくなっている。年に何回か会うか、というぐらいなので、へたすると顔も忘れてしまうのだが、それぞれの教授についてネジャーティが話してくれる時に、「キャンパス近くに住んでる方」とか「ブルーアッシュに住んでる方」とか言ってくれるので、それで名前を区別している。

 日記にも多分時々書いているのだが、欧米人の顔の特徴をつかむのが難しい。それは逆のことも言えるらしく、ネジャーティはアジア系の顔が同じに見えるらしい。学校や職場のように毎日見ている人なら別だろうが、頻繁に会わない人だと、決まった場所以外で会うとおそらくわからない。ニューハンプシャーのあの小さい町でも、スーパーで声をかけてくれたのが歯医者さんだったというのに気づくのに、言われるまでわからなかったぐらいだ。

 ところが、今度行くブルーアッシュのお宅はおとどしの夏以来にもかかわらず、家の間取りやら、裏庭などがちゃんと記憶に残っている。玄関から右に行くと台所があって、それを抜けるとどんな部屋があって、裏庭にどうやって抜けたかというのも写真のように覚えている。もちろん、細々としたものは覚えていないのだが(ここに何があったかまで覚えてたら、マニアやって・・・・)、例えば、この部屋で教授と奥さんと立ち話をしたとか、裏庭のサンデッキでごはんを食べただとか、裏庭の芝生でバドミントンをしたり赤ちゃん同士で遊んでいたとか、そういう記憶と共に残っている。

 家の特徴をつかむ要領で、顔の特徴をつかんで名前と一致させたら多分大丈夫なんやろうけど・・・。


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