オクラホマ・スティルウォーターから

2004年03月31日(水) 銀行

 今日はいろいろと用事があって、出かけていたのだが、その一つが銀行。銀行にネジャーティが来月から(と言っても明日から)使うバスのカードを買いに行ったのだった。銀行で買えると言うのも変な話しだが、バスのHPで買える所のリストに載っていたので行ってみた。本当は大学のキャンパスの本屋も売っているらしいのだが、ネジャーティ曰く、自分の研究室から本屋へは遠いらしい。

 「なに寝ぼけたこと言ってるねん! こっちは車で走らなあかん距離のところまで買いに行くねんで!」と「心の中で」思いながら、銀行に行ったのだが、どうもそこでは売っていないらしく、同じ通りにある2マイル(3.2キロ)ほど離れた別の支店で売っているということで、そこで無事買った。バスカードは月ごとに発行するので、1ヶ月フルに使わないともったいない。本当はインターネットでも買えるらしいので、来月からはそうすると思う。

 最初の銀行の支店に行って気が付いたのはカウンターがものすごく高いということ。私の首ぐらいの辺まで高さがある。そういえば、いつも行く支店もカウンターが高い。フロリダでもニューハンプシャーでも、利用していた銀行のカウンターはそんなに高くはなかった記憶がある。

 日本の銀行と違って、アメリカの銀行は立ち仕事だ。といっても、カウンターの向こうの行員は高椅子に座っているのだろうが、顧客は立ち仕事である。しかし、カウンターでの用事は預金や現金引出しなど短時間に済むもので、たとえば、送金とか、行員が書類を書きこまないといけないものは、ちゃんと別部屋がいくつかあって、そこで座って手続きをすることになっている。カウンターが高いのはおそらく強盗が入ってもカウンターを越えられない。

 バスカードを買った銀行はもっと重厚装備で、それがその地域だからなのか、古い銀行はそうなのかわからないが、カウンターの上は柵があり、行員と顧客はその柵で仕切られている。行員が次の客を呼ぶときは、柵についている小さい窓(それも柵になっている)を開けるが、客が来る時にはすでに閉められていて、現金を渡すときも、そのカードをもらうときも、柵の下の狭い、手先がかろうじて入るようなスペース(腕は入らない)でやり取りする。こういう銀行があるというのを聞いたことはあったが、自分の住む地域で見たのは初めてだ。


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