いかりや長介さんが亡くなったことは、驚きとともにやはりショックだった。先日亡くなった喜味こいしさんの時もそうだったが、大学時代に藤山寛美が亡くなった時もとてもショックで、よく考えると、お笑い界の人が亡くなる、というのはなぜかショックだ。
毎週月、火とある、インターネットラジオのこころ晴天でも、今日はこの話が出るだろうなあと思ったら、やはりその話題が出てきた(とともに、トミーズ健さん、お大事に)。上沼恵美子さんは、関西は吉本や松竹があるから、ドリフターズのお笑いはワンクッションある、というようなことをおっしゃっていたのだが、全員集合をオンタイムで観ていた私としては、吉本は吉本、ドリフはドリフだった。欽ちゃんやたけちゃんマンが出てきても、ドリフのファンだった。ニューハンプシャーで迎えたお正月では、紅白で全員集合を見ることができたが、あれが最後になってしまった。
当時の全員集合が終わって、いかりや長介さんが俳優になった時はびっくりしたものの、渋い役がぴったりで、私より若い世代だと、ドリフのいかりや長介さんというより、俳優のイメージがきっと大きいのかもしれない。でも私の世代ではお笑いのドリフだが、私の前の世代はおそらくビートルズの前座のドリフターズというイメージなんだろうなあ。
リーダーが最高齢にしても、リーダーが逝ってしまうというのは、なんとも寂しい限りだ。 長さんありがとう。そしてゆっくり休んでください。
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