今日の予定は、お昼ご飯を食べた後に、大学にちょっと寄って、オハイオ川近辺を車で走って船を見て、ケンタッキー川にある高台になっている公園に行く、というのに決めた。
出かける時に梨奈が「シャボン玉がほしい」と言っていたが、大学にちょっと寄った時にはシャボン玉のことは忘れているようだった。車をダウンタウン方向に走らせていたらぐずりだした。初めて渡る橋があって、そこから船が何隻も見えたので、船が見えるよ、と言ったのだが、船のことはおかまいなしに、家に帰る、と言って泣き出した。
ネジャーティが行ったことのある、その公園まであと少しだったのだが、梨奈がこんな状態だったら楽しくないから、と帰ることにした。帰るにしても、ちゃんと同じ橋を渡って帰らないと帰っていると思わないらしい。方向まで指示をする梨奈である。
シャボン玉を買うお店の別の支店が帰り道のショッピングセンターにあるなあと思って、そこに寄ってシャボン玉を買った。その裏手にはハミルトン郡の小さい公園があって、1〜2.5マイルのトレイルがあり、途中小川もある。ショッピングセンターにはスーパーがあるのでよく行っていたし、その公園の存在も知っていたが、実際に行ったのは今日初めてで、ちょっとした散歩にはちょうどいい公園かもしれない。犬を連れて歩いている人もいた。
それで、梨奈はシャボン玉を持って歩いていたが、小川に行く方は林の中にあったのでちょっと暗がりになっていて、怖いと思ったらしい。ネジャーティに抱っこをせがみ、シャボン玉の容器のふたを閉めないと、というといやがり、挙句の果てには、シャボン玉いらない、と泣いてシャボン玉の液を捨てようとするし、結局これも帰ることになり、せっかくの休日を梨奈に振り回されて楽しさ半減だ(と帰り道も腹立ちは収まらず)。
帰ってきてから、ネジャーティが気を使って梨奈を連れて外に出たので、一人の時間ができて、腹立ちもちょっとは収まったが、なんか釈然としないまま一日が終わってしまった。
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