2003年09月06日(土) |
オクトーバーフェスト@ドイツ村 |
今朝、ベルナとイスマイルがバージニアにいる友人を訪ねるので、ネジャーティが空港まで送りに行った。ネジャーティはそのまま学校に残っていたが、お昼ぐらいに電話がかかってきて、ケンタッキーのドイツ村のお祭りに行く? と聞いてきた。せっかくだから行くことになり、梨奈と私はバスに乗って、学校近くでネジャーティと待ち合わせた。
オハイオ川を挟んでシンシナティーの南はケンタッキーだが、ケンタッキーに入ってすぐに、ドイツ村がある。普段静かなドイツ村は人で賑わっている。
車を置くところが見つかるかなあと思っていたが、案外近くの路上に見つかり(結構穴場だったかも)、2,3分も歩くと賑やかなところに出てきた。
ちょっとした子供の乗り物も出ているので、歩いていると、通りがかりの人が何か言って、紙をくれた。よく見ると、それは子供の乗り物のチケットで、気がついた時には、お礼のいい用がなかった。チケットは8枚残っていて、それは結局後でありがたく使わせてもらい、合計で4つの乗り物に乗れた。
露店も一杯出ていて、(なぜか)ギリシャ風の食べ物もあって、それを食べた。もちろんドイツのビールも出ていて、プラスチックのジョッキを片手に歩きながら飲んでいる人もいた。どうもそのジョッキをお代わりするときには(リフィル)、少し安く入れてもらえるようだ。私はそのジョッキを飲み干すこともできない・・・。ビールは飲める時と飲めない時があるが、飲めてもコップ1杯というありさまだ。それで、小さいコップで飲むこともできるので、ネジャーティが勧めてくれたが、帰りもどうせ私が運転するだろうし、結局飲まなかった(あの雰囲気だったら飲んでもきっとおいしかっただろうなあ)。
メイン会場では、ポルカの演奏や、ドイツの民族衣装を着た人たちがダンスを踊っていた。
梨奈の乗り物を待っている間、少々出来上がったおじいさんが私たちに話し掛けてきた。ちょうどお孫さんも同じ乗り物に乗っているので、話相手になったのだが、おじいさんはドイツ系で、そばにいた息子さんもよく見ると、ドイツ人という感じだ。おじいさんはもともとはミシガン出身らしいが、ミシガンもドイツ系が多いことで知られている。
それで、ドイツ語は少ししゃべるそうだが、第二次大戦中はアメリカ国内でドイツ語を堂々と話すことができず、ドイツ人もテキサスに送られたとか、そんな話しにまでなって、梨奈にはどうかトルコ語と日本語と英語と3ヶ国語を教えて下さい、とまで懇願された。
会場を後にする前に、梨奈が風船を作ってもらいたいらしく、その方に向かっていたが、途中ではぐれてしまった。風船を作ってもらえるのって向こうって言って田かなあと思って、とりあえず通りの角に立っていると、向こうの方から、頭に大きな長い風船をつけた子供が歩いてきている。梨奈に似ているなあと思っていたら、やはり梨奈だった。
何本かの細長い風船で帽子を作ってもらったようなのだが、帽子から長い風船が足のようについていた。それで作ってもらっている間に、テレビ局のカメラの人が撮ってたらしい。
今度は20,21日とシンシナティーでOktoberfest-Zinzinnatiと呼ばれる、北アメリカでは最大規模のオクトーバーフェストがあるらしい(いかさん、ちゃんと調べてなくてごめんね)。
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