オクラホマ・スティルウォーターから

2003年07月05日(土) バースデーパーティー@隣ンち

 今日は5月末に隣に引っ越してきた家の女の子サディラの誕生日だ。少し前に、招待状のカードをもらった。場所は裏庭だ。

 ちょっと買い物に出て、帰ってきたら、隣の裏庭にテントができていた。梨奈は早速遊びに行った。サディラと男の子の友達(ボーイフレンドといっていた)がいたのだが、子供用のテーブルに梨奈とその男の子が隣に座り、サディラは梨奈の向い側に座っていた。そしたら、男の子と梨奈が仲良く何か話をしている(話といっても会話らしい会話じゃないのだが)。サディラにはその様子が気に入らなかったらしく、テーブルを離れて、一人椅子に座ってすねていた。

 パーティーは5時からだったが、こちらのパーティーというのは、日本のように、さぁ、今から始めます、といったような始まり方ではない。最初の1時間は飲み物とスナックで始まり、その後、食べるといった感じだ。みんなが食べ始めてから来た人もいて、時間厳守とかそういうものではない(もうちょっとかしこまったパーティーだと時間には行ってる方がいい)。

 こちらものり巻きを作って持っていったが、黒人の人にはあまり人気でない。魚はない、といったのだが、どうも酢飯自体があまり口に合わないらしい。酢飯は一歩間違うと、傷んだご飯(なんか表現があったなあ、ど忘れ)の味になるのかも。どうりで日本食レストランに黒人を見かけないわけだ。

 ご飯も食べて一段楽した後で、子供たちのゲームが始まった。子供たちは20人近くいた。ピエロが描かれた紙を壁に貼って、ピエロの赤い鼻に赤い丸いシールを目隠しで貼るというもので、梨奈はほっぺたに貼っていた。みんなに賞品が用意されていた。

 それから、水風船のキャッチボールなのだが、ルールなどおかまいなしで、水風船を投げ合ったり、地面に落として割ったり、とゲームどころではない。

 最後は、もともとはヒスパニック系のもので、キャンディーが入っているくす玉(といってもいろんな形がある)を1人3回ずつ、目隠しをして棒でたたいたが、なかなか割れず、最後は誰かが叩き割った。

 それで、バースデーケーキとプレゼントを開けて、終わったのだが、昨日と同じようにまた、北のほうから風が吹き、雷雨となった。

 典型的なアメリカの子供のバースデーパーティーを垣間見た。
 


 < 過去  INDEX  未来 >


オハイオ住人 [HOMEPAGE]

My追加