オクラホマ・スティルウォーターから

2003年05月02日(金) ひまわりの種と社会学

 最初に、何人かの方にトルコ地震のことをご心配いただき、ありがとうございます。ネジャーティの故郷の地域ではないので、大丈夫です。しかし、被害に遭った方にはお気の毒に思います。


 今日はメメットが来る様子がなかったので、おそらく明日来るのだろう。

 ところで、アメリカに来てひまわりの種が食べられることを知った。

 最初に食べているのを目撃したのはフロリダの学校のあるクラスだった。授業中ひまわりの種を食べている学生がいて、種が食べられるのを知った。

 最近ネジャーティも種を買ってきたが、すでに殻は取ってあって、中身を炒ったもの(Roastedと書いてあった)なので、そのままぱくぱく食べられるものだ。そして、ご飯にかけてもおいしいよ、と言って食べている。ハム太郎みたいやね、といって笑っていた。

 フロリダの学校で授業中ひまわりの種を食べていた学生とおとどしの6月にアトランタの空港でばったり会った。そしてその学生が話してくれた出来事に驚いたのだが、その話題となった教授の写真をネジャーティが見たいと言い出して、教授がいる学科のサイトに行って、その教授の写真を見せた。同じ学部には離婚した奥さんも教授としているので、よく同じ学科で耐えられるなあと思うが、個人的な理由で解雇はできないし、まして社会学部だからそういう教授もいてもいいのかもしれないけど、やはり大変だなあと思う。

 ネジャーティと私の専攻は全く違っていて、ネジャーティは化学だから、実験すれば答は出るが(結果がうまくいかないことも多いが)、私がいた社会学部はこれといった答というのはない。なので、学期末には試験ではなくペーパーがほとんどだった。ネジャーティはそれを聞いて、それだったら自分でもペーパーは書けると言っていた(おそらくネジャーティは社会学系でもいけると思う)。

 私がいたプログラムは人口統計なので、フロリダの郡別の人口から将来の人口の見積もりや、出生率、死亡率を出したりするのに、エクセルに数字を入れて計算していったりして(計算方法や式は決まっていて、なんでそういう計算方法なのかはわからなくていい)、時間はかかるが(アメリカ人学生も「time consuming」と言っていた)、ある意味答が出るので、そういうのも楽しかったなあ、と学生生活を思い出した。


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