オクラホマ・スティルウォーターから

2003年03月12日(水) 走るポイント

 梨奈は車に乗っていて、風景を覚えるらしい。

 祖母も同じだった。実家が車を持ったのは私が小学校2年の時で、その時は祖母はすでに70代になっていたので、車を運転する機会はなかったが、外の景色を見るのが好きで、車の中からよく外を見ていた。そうすると、何回か行ったことが無いところでも、ここは通ったことがあるとか、ここは見たことがある、とかよく言っていた。
 私も祖母のそういうところを見ていたのか、外の景色を車や電車からよく見ていた。

 本の題名にもなったが、女性は地図を読むのが苦手らしい。昨日たまたま、毎週聴くウエブラジオでその話が出て、女性は地図を買おうという気すら起こらないと、メインキャストの女性が言っていた。

 祖母もそうだったと思うが、祖母の長男は地図が好きだったというのを聞いたことがあるし、実家でも周辺の市の地図を次々と買っていっていたし、家には地図があるという状況だった。

そ れで、女性は地図を読むのが苦手「らしい」と書いたのは、自分は女性ながら地図を読むのが苦手と思ったことはなく、むしろ地図を飽きずに見ている方だ。また、車で長距離旅行する時にも、地図を見ながらあれこれ予定を立てるのが好きだ。

 また、地図を見ているだけでなく、実際に走るのも好きで、少々の失敗はあっても、地理感が働いて、大概はうまく目的地にたどり着いている。
 そんなもんだから、どこか遠くへ行くとなるとネジャーティと役割分担があって、市街地は私、郊外はネジャーティが走っている。インターステートハイウエイ(高速道路)だと、変化が無くてつまらないが、市街地だと変化があって面白い。シンシナティーはそうでもないが、州都のコロンバスのダウンタウンに近づく時に、出口がたくさんあって、それもいくつかの道路に分かれていたりして、大変だなと思ったが、大げさに言うとチャレンジ精神を掻き立てるような道路を走るのも好きだ。


ここで、うまく走るポイント in the US

1.実際に走る時に、特に右折、左折はその道路の名前と角の建物を視覚的に、立体的に覚える。「視覚的に」というのがポイント。ビデオの映像で映し出されるように覚える。

2.初めて走るところでは、必ず予習をする。そして、左折、右折する所はその通りと、その手前の通りの名前をチェックしておく。

3.初めて走ったところを帰ってからもう一度地図で見る。地図に書いてある通りを見てみて、どのように走ったか風景を思い出してみる。

4.迷ってしまったところも、どの辺でどう迷ったか、その後どこに出たかも地図で見る。

5.夜走るときは周りの風景が見えないので、近場で初めて行くところには昼間下見をする。もしわからなくなってしまったら、その場で止まって地図を見るか、来た道を来たようにわかるところまで引き返す。


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