| 2003年02月07日(金) |
次々とトルコ人に会う&犯人を見た? |
今日は用事があって、ネジャーティの学校に行った。
カフェテリアでお昼ご飯を食べようということで、カフェテリアに向かっていたら、前から歩いてきた女子学生にネジャーティがトルコ語で話し掛けてきた。初めて会うので自己紹介した。 カフェテリアで食べていると、ネジャーティと同じ研究室の?トルコ人学生がやってきて話をしていたが、向こうの方から歩いてくる人も何となくトルコ人っぽいなと思っていたら、やはりそうで、さっきのトルコ人とお昼を食べに来たらしい。3人とも初対面だったが、それにしても今日はよくトルコ人に会うなあ。
女子学生は彫りの深い顔立ちで、まさしくトルコ人なのだが、スカーフをしていた。スカーフは宗教的な意味があるのだが、トルコでは公立の学校ではスカーフをしてはいけないことになっているらしい。イスラムの人がほとんどの国なのでとても意外だったのだが、今の共和国になって、政教分離を取り入れたらしいが、公の場ではイスラムを持ち出さないとしているらしく、公立学校(大学も)、役所関係の職場では女性はスカーフをしてはいけないらしい。
日本でも政教分離の意味を取り違えている風潮がまだあるが、トルコの場合もスカーフに関して思いっきり政教分離に反している。公立の学校であろうと、私立の学校であろうと、生徒の信教の自由は守られるべきで、政府からスカーフをしてはいけないと言われるのは権力を使った圧力である。
ネジャーティによると、スカーフができない理由で、ヨーロッパやアメリカに留学する女子学生もいるそうだ。「たかがスカーフ、されどスカーフ」で、スカーフ1枚にもとても重みがあるようだ。
梨奈と私は学校を後にして、ネジャーティは研究室の人たちと、今日の研究室のイベントである、「ワインとチーズを楽しむ日」でチーズを食べたそうで、持っていった日本酒も、冷蔵庫に入っているか、みんなが飲んでしまったかだそうだが、いつものように最終のバスで帰ってきて、開口一番、
「今日研究室で、窃盗事件があったんだ。」
ネジャーティのオフィスの机の隣には誰かが持ってきたステレオと、同じオフィスのラトビア人が持ってきて置いているCDがある。ネジャーティが他の実験室から帰ってくると、見知らぬ男が片手にはCDをたばに、片手にはネジャーティのかばんをいすに置いて持っていたらしい。その男は「これはあなたのかばんだったね、CDは友人に貸しているのを返してもらおうと思ったんだ」と言って、いくつかCDを持って、部屋を出たらしい。
夜の7時ぐらいで、帰っている人も多かったが、2、3人残っていて、その人たちに、こんな人が来たけど知らないか、と言ったが誰も知らなかったらしい。何かおかしいことに気づいて、すぐに階段や出口の方に追いかけていったが、すでに姿はなかったそうだ。建物にはいくつも出口があるので、どこかから出て行ったらしい。
すぐに大学の警察を呼んだら、すぐに来たそうだ。男が他にも盗もうと思っていた小さいスーツケースのようなものや落としていったCDがあって、CDケースから指紋を取って、ネジャーティにも写真を見せて、この中にその男がいるか聞いたが、いなかったらしい。でも顔は覚えているので、見れば分かるらしい。
CDはいっぱいあるので、それを入れるのにネジャーティのかばんとスーツケースのようなものを使おうとしたらしい。CDを盗られたラトビア人も気の毒だが、盗まれたCDにはラトビアの音楽もあったようで、盗った男も後でCDを見たらがっかりするだろうと言っていた。
ネジャーティは何もできなかったので、しばらく自分に腹を立てていた。
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