今日は久しぶりに天気がよくて、お昼からどこかへ行こうと思ったが、昼寝をしてしまい行けなかった。天気が悪ければ血圧が下がって眠たくなるし、ぽかぽか陽気の時でも眠たくなる。うちの家系は「ねたろう(寝太郎)」が多いらしい。母方の故郷である山口には「三年ねたろう」という昔話があるそうだが、あれは案外うちのことをいうのかもしれない、、、。
昨日、今日と、夕方にアパートから歩いてすぐのスーパーに行った。7月以来行っていなかったが、ちょっとしたものを買うのには案外便利かも。
買い物して外に出ると、飛行機が飛んでいるのが見えた。シンシナティーの空港から発ったばかりなのだろう。きっとあの高さなら、飛行機の中からアパート周辺が見えるかなと思った。
それでふと、以前住んでいた家の近くの新幹線を思い出した。
小学校から高校まで住んでいた西宮の家は東海道・山陽新幹線の高架から目と鼻の先にあって、2階のベランダから新幹線が見えた。小学校の時、新幹線に乗る機会があって、新幹線の車内からもちゃんと家が見えた。
新大阪から下りに乗って10分ぐらいすると、尼崎と西宮の境にある武庫川(むこがわ)を渡る。東西に走るJR、阪急、阪神もこの川を渡るようになっていて、新幹線はその中で一番北を入っている。そして武庫川を渡って1秒か2秒して、進行方向に向かって右側にうちの家が見える。家の西側が畑で空き地なので、何秒か家が見えている。家を過ぎると、秒単位で今度はすぐ六甲トンネルに入り、出たところが新神戸駅という具合になっている。
小学校のとき家を確認できたので、中学で九州に修学旅行に行った時、祖母に新幹線の発車時間を告げておいて、新幹線が通ったときに、ベランダからタオルか何か目立つものを振ってもらったと思う。
高3でその家から市内の甲山(かぶとやま)の近くに引越した。新幹線は家から少し南を走っているが、トンネルの中である。家からはトンネルに入るまでの新幹線を遠くに見るだけになり、タオルを振ってくれたその祖母も4年前に亡くなって、前の家の出来事は今では思い出になってしまったが、そんなこともあったなあと飛行機を見て思い出していた。
年末には梨奈の祖父母がやってくるが、きっと梨奈は飛行機を見て祖父母との思い出を作るんだろうなあと思った。
|