オクラホマ・スティルウォーターから

2002年10月26日(土) 泡が立たないわけ

 ネジャーティが学校であった化学のシンポジウムに出て、お昼ぐらいに終わったのにそのまま夜遅くまでいた。朝、送っていくときに、「電話してくれたら迎えに行くから」といっておいたので、午後には電話がかかってくるかなと思っていたが、結局かかってこず、迎えに行ったら行こうかなと思ったお店にも行けなかった。

 それはいつか行くことにして、ネジャーティが出たシンポジウムは、他の大学から教授が来て話をするというものだったらしいが、一つは教授が目の前でちょっとした実験をしたらしい。それは、男性が飲んでいるビールと女性が飲んでいるビールを見比べると、女性のビールの方は泡が少ない、それはなぜかという疑問から始まった。それはグラスに口紅がついて、それが作用するということだった。教授はポケットから口紅を出して「口紅を出すとぎょっとされることが多いですが、サンフランシスコでは驚かれないですね」なんて冗談を言いながら、それを実際に見せたらしい。

 それは知らなかったが、ハロウィン近くになると、大学には、ハロウィンショーというようなものを子供に開いて、簡単な実験をする。普段見ることのできない実験を子供たちに見せて、少しでも化学を身近なものにしてもらおう、という趣旨もあるようだが、ナイトロジェンにバナナを入れると、カチカチに凍ったり、バラを入れると、花びらが粉々になったりして、そういうのを見ると、面白いなと思う(でも決して深く追求しようとおもわないが、、)。


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