お札が変わるというのを少し前に聞いたが、この前、千円札も五千円札も変わったばかりなのにと思ったら、もう20年ほど前になるという。今のお札の方を使っている年月の方が自分の中でも長いのに、物心ついたときに使っていた聖徳太子と伊藤博文の印象が強くて、お札のデザインが変わるというだけでも自分の中では大事件だった。そして新しいお札でやっと慣れたのに、という気持ちが大きい。500円玉にも慣れたが、500円札を使ったことがある人間にとっては、500円玉というのも歴史が新しく感じる。
お札が今のに変わったときには、お札が寸胴になったなあと思った。伊藤博文の千円札はもう少し細長いものだった。色で言えば、500円札がちょっと濃い青だったから、カラフルになったなあとは思わなかったが、新しいお札が回りだしたときには古いものも流通していたので、ごっちゃになっていたのを思い出す。
今度の色やデザインはどんなものなんだろう?
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