オクラホマ・スティルウォーターから

2002年05月11日(土)

 このところ、春らしい天気が続いて、すがすがしい。私の手紙もきっちり編集され、新聞社のインターネットに載っていた。関西の方から見ましたよ、という声を頂いた。

 ネジャーティの学部では学部生と大学院生に〇〇賞と言って、毎年、学生に賞と賞金が贈られる。ここに限らず、アメリカの大学にはこういうのが多い。

 ネジャーティは今年、2つ賞をもらうというので、その授賞式に行った。賞金は引越し代に化ける予定だ。
 学部の建物のある部屋で授賞式があったが、先生も学生もとてもリラックスしていて、受賞する学生もラフな格好をしている。

 賞の一つに、ここの大学の卒業生で、他の大学で研究員として仕事をしている時に亡くなった学生のご家族が出している賞がある。毎年そのお母さんが亡くなった息子さんの写真を持ってきて、授与式に参加されて、記念のたてを贈られている。

 どの賞も金額としてはそんなにあるわけではないが、健闘している学生をたたえていくつも賞を授与するというのは、やはりアメリカらしいと思った。

 


 < 過去  INDEX  未来 >


オハイオ住人 [HOMEPAGE]

My追加