オクラホマ・スティルウォーターから

2002年01月29日(火) 責任追及

 日本では外相と某国会議員の「言った、言わない」が問題になっているらしい。それで、喧嘩両成敗で外相の更迭、辞任と某氏の衆院議院運営委員長が辞任という形になったが、なぜ外相が更迭されないといけないのか、疑問に思ってしまった。

 外相としての果たすべき任務ができなかったという問題ならともかく、今回はそうは思えない。外相もいいとばっちりを受けたとしか思えない。

 「喧嘩両成敗」で、何か問題があったときに、両方が辞めればそれでいいという風潮があるようである。某氏が運営委員長を辞任したから、外相も更迭になったんだと思うが、それは納得行かない。職責を辞めればいいという問題ではない。

 この問題だけでなくても、「責任を取って辞める」とか「辞めれば全てがかたがつく」という風潮があるが、本当に責任感があるなら解決する最後の最後まで自分の任務を全うすべきじゃないかと思う。

 辞めるのは簡単である。某食品会社の社長も辞任したが、事件が解決するまで、責任を果たすのが本当ではないかと思う。


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