仕事先に行く時によく使っていた駐車場。 私がフリーになってからは、そこはあまり利用しなくなったが、近くに行く時には必ずそこに停めていた。
今日は久々にそこの駐車場へ。 久しぶりだったけど、おじさんは私を覚えていてくれた。 ああ、そうだ。このおじさんは私の車が大好きだった。 挨拶しながらカギを預けると、今月の25日でここを閉めると言う。 土地を処分したらしい。
寂しくなるなあと仕事に向かった。 帰りにカギを受け取る時に「おじさんとこがなくなったら寂しい」と言うと、おじさんも「そうだね。閉めるってなると寂しくなったよ」と。 車に積んでいたカレンダーを一本渡そうと、詰め所に寄ったらおじさんの目が真っ赤だった。 つられて私も鼻がツーンとなった。
満車でも工夫して私の車を停めてくれた。 雨降りの日はぬれないようにしてくれた。 給油所で会った時におしゃべりいっぱいした。 おじさんの駐車場があるから、いつも安心して市街地に出られた。 私が仕事を辞めてからは、あまり来れなかったけど、それでも毎回ちゃんと覚えてくれていた。 カプチーノを移動するのが好きで、茶目っ気のある人だった。
おじさんの真っ赤になった目を見ていっぱい思いだした。 おじさん、今までありがとう。 ここにこんな駐車場があったこと、私忘れないよ。
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